無病息災と家内安全の違い

「無病息災」は「病気をせずに健康で元気である」という意味で用いられます。一方の「家内安全(かないあんぜん)」は「家族全員に病気や事故がなく、健康で元気である」ことです。 ・我が家はおかげさまで家内安全、心置きなく仕事に没頭できます。 ・母が大病してから、父は初詣で家内安全を祈願することを習慣にしました。 「病気や災いもなく健康で元気である」という意味は共通していますが、「家内安全」は個人ではなく家族単位で使われる四字熟語と覚えておいてください。

無病息災と一病息災の違い

「病気にかからず健康である」という「無病息災」の類語に、「一病息災(いちびょうそくさい)」があげられることがありますが意味は異なります。 ・彼は子どもの頃から少し体が弱かったのですが、まさに一病息災、大人になっても健康に注意しているので大病をしません。 ・古希を迎える祖母は持病はありますが元気に楽しく生活しています。これが一病息災というものでしょう。 「一病息災」は「軽い病気を一つくらい持っている方が身体に気をつけるので、病気を持っていない人より元気でいられる」という意味です。

無病息災と延命息災の違い

「無病息災」は「病気にかからず健康で元気」という意味です。「無病息災」と似た意味を持つ「延命息災(えんめいそくさい)」には「災いを防ぎ無事に長生きする」という意味があります。 ・延命息災な祖父は今でも矍鑠(かくしゃく)として、100歳の誕生日を迎えました。 ・海外で移住することが決まった私に、母が延命息災のお守りをくれました。 「延命息災」には、「日々を平穏無事に過ごせるように」という祈りが込められています。相手に対して真心を表したい時に適した四字熟語です。

無病息災と無事息災の違い

「無病息災」の「病気もせずに、健康で元気である」という意味と近い意味を持つのが「無事息災(ぶじそくさい)」です。「無事息災」は「病気や災いなど変わったことがない」ことを前提とし恵、「平穏に過ごすこと」という意味を持ちます。 ・気象災害の被害に遭ったと聞いていましたが、運良く無事息災だと知り安心しました。 ・お互いに無事息災で、再会できる日を楽しみにしています。 「無病息災」は「肉体的な健康」というニュアンスが強いですが、「無事息災」は「特別なことがなく平和である」という意味で用います。そのため「無事息災」は「人生全般」に対して使えると考えられます。