政府の支援次第で多くの倒産が出る可能性

国際航空運送協会は前月12日、各国政府に税の減免や与信枠の拡大などを求めました。航空産業への支援拡充が急務であるとの内容です。 前月5日、イギリスの地域航空会社フライビーが破綻しました。イギリス政府との交渉で救済合意がまとまっていたものの、コロナの感染拡大で再建が断念されました。20日にはノルウェーの格安航空会社ノルウェー・エアシャトルが、スウェーデンとデンマークの法人の破産を申請しました。両国政府への救済要請が受理されなかったことが決定打になった模様です。 米ユナイテッド航空は20日、1~3月期の純損益(税引前)が21億ドル(約2,256億円)の赤字になったと発表しました。大手6社の全てが赤字になると見られています。 コロナ問題の収束が見えない中、航空会社に可能な打ち手は限られています。大幅な減便や運休、一時帰休などの対応だけでは限界です。国を超えた世界レベルでの支援体制や枠組みづくりが求められています。