度重なる違法改造や道路交通法違反

ドリフト族に違法な車両改造はつきものです。排気音を大きくするためにマフラーを改造したり、ドリフト走行で滑りやすくするためにタイヤの取り付け方を改造するなどの行為で、これらは道路運送車両法違反になる可能性があります。 ドリフト族は普通集団で行動しますので、「複数台の自動車や原付自転車が共同して著しく交通の危険や他人に迷惑を及ぼす道路上の行為」に該当する場合が多く、これは道路交通法違反として処罰対象です。 また多くのドリフト走行は速度制限違反や急ブレーキ禁止違反、左側走行義務違反などにも問われる可能性があります。これらは集団でなくても適用されます。

自動車検査員の男性が収賄で逮捕されたことも

違法な改造車が車検を通過できるように虚偽の書類を作成し、その見返りに金銭を受け取っていたとして、さいたま市の自動車検査員が逮捕されました。 自動車検査員は「みなし公務員」として扱われますから、容疑者には収賄容疑が適用されました。これらの行為を依頼したドリフト族の方は贈賄にあたります。 逮捕された自動車検査員は5年間にわたり50件以上の不正車検に関与していたと見られています。1件あたり2万円程度の金銭を受け取っていたようです。

警察は検問の設置など規制の強化に動いている

社会問題化しているドリフト族対策に警察も規制強化に動き出しています。住民からの苦情などが多く寄せられているからです。 検問の実施はもちろんですが、ドリフト走行が目立つ場所には道路鋲という金属製の留め具を打ち込んだり、ひどい該当場所に監視員を配置するということも行われています。 ドリフト走行のような危険な行為を防ぐためには警察による取り締まりは確かに有効ですが、なんといいってもドライバーの意識向上こそが決定的に重要です。自己顕示欲に溺ず成熟した大人のドライバーを目指したいものです。