「理路整然」の意味や例文、「理路整然」とした人になる方法を紹介!

ビジネス用語

2019年4月19日

「理路整然」とした話し方や考え方はビジネスマンとしてどうしても身につけておきたいスキルです。今回ビジキャリでは当たり前に思われるこの「理路整然」に着目して、正しい意味や具体的な使い方だけなく、対義語や「理路整然」とした人になるための方法などについても解説します。

理路整然とは

理路整然

「理路整然」という言葉には、硬いイメージがあるでしょう。ですが、それだけではなく深い意味があることにも注目してみてください。 普段は使う機会があまりなくても、詳しくなることによって正しく使いこなせるようになれる言葉です。ぜひボキャブラリーの中に加えて、スムーズに使えるようにしてみてください。

理路整然の読み方は「りろせいぜん」

「理路整然」は「りろせいぜん」と読みます。どれも特に難しい漢字ではないため、読みにくいということはないでしょう。 「せい」と「ぜん」が連続しているところに違和感を抱くことがあるかもしれませんが、この場合の「然」は「自然」の「ぜん」と同じ読み方をしていると考えてください。

理路整然の意味は「考え、話などの筋道が通っているさま」

「理路整然」の意味は、「考え、話などの筋道が通っているさま」です。間違っておらず、まっすぐであるというイメージが正しいでしょう。 考えていることや話を相手に伝える時などに、脇道に逸れることなく、またわかりやすく、すっきりと丁寧に話すことができるというのも「理路整然」としているという意味に当てはまります。 「理路整然」とは、ひとつの考え方を進むことができるという意味なのです。

理路整然の由来

「理路整然」は、「理路」と「整然」の2つの言葉に分けることができます。 「理路」は物事や話の筋道という意味を持っており、「理」にも「路」にも、それぞれ「おさめる」「ととのえる」といった意味があります。「整然」は、「秩序が正しく整っている様子」を表しています。「整」にも「ととのえる」という意味があり、「然」には「そのとおり」という意味があります。 これらから、「理路整然」の意味が出来上がります。

理路整然の類語

理路整然

「理路整然」にはさまざまな類語があります。「理路整然」という言葉だけでは表しにくい時には、こういった類語を覚えておくと便利でしょう。 文章でも会話でも、「理路整然」を重ねて使わずに済むためにも類語を覚えておくことは非常に重要です。ビジネスシーンで多くの言葉を使えるようにするためにも、類語に触れておくことをおすすめします。

論理的

論理的という言葉は「理路整然」の類語です。 論理的とは、「論理にかなっているさま、きちんと道筋を立てて考えるさま」という意味です。物事を道筋立てて考えるという点で、「理路整然」と同様の考え方を意味します。 論理的に考える、論理的な思考といった使われ方をすることが多く、「理路整然」よりも「考え」という言葉に付随して使われることが多い言葉であることを覚えておくといいでしょう。

説得的

説得的という言葉も「理路整然」の類語です。 説得的とは、「相手にわかりやすく説明する」という意味です。この場合、「理路整然」と同様に筋道を立てて相手を説得するために説明するという意味合いが強いと考えてください。 説得的という言葉には、相手がいるという前提条件があります。説得したい相手に対して、論理を組み立ててその通りに説明していくというのが説得的という言葉の意味です。

理路整然の対義語

理路整然

「理路整然」の対義語は、数多くあります。ボキャブラリーを増やすためにも、ぜひ覚えておいてください。 「理路整然」としていないものに出会った時のためにも、対義語を覚えておく必要があります。対義語を使えるようにしておくことによって、公私ともに役立てることができるようになります。

支離滅裂

支離滅裂は「理路整然」の対義語です。 支離滅裂とは、「統一がないこと、筋道が立たないこと」を意味します。このように、まっすぐに筋道が立っていることを意味する「理路整然」と正反対の意味を持っています。 支離滅裂のように、筋道を立てずに考えることで、結果的にうまくいかなくなってしまうことが多々あります。また、相手に話が通じなくなるということもありえます。

論理矛盾

論理矛盾も「理路整然」の対義語です。 論理矛盾とは、「考え方や意見の確立が矛盾していること」を意味します。論理を考える時に筋道が通っている「理路整然」とは正反対の言葉であると言えるでしょう。 論理矛盾が起きてしまうと、必ずどこかで整合性がとれなくなってしまいます。正しい論理を組み立てるためには、矛盾を起こさずに筋道立てて考えていく必要があるからです。

理路整然の英語は「logical」

理路整然

「理路整然」は、英語で「logical」と言います。 ・It is a logical argument. (それは理路整然とした議論だ。) 「logical」という言葉は、議論や思考といった言葉、単語と組み合わせて使われることが多いので、合わせて覚えておくといいでしょう。その議論は理路整然としている、その思考は理路整然としている、といった使われ方がポピュラーです。 「logical」単体で使われる時には、合理的であるとか、理にかなっているといった意味を持つことが多くあります。

理路整然の使い方と例文

理路整然

せっかく意味を知っていても、使い方がわからなければ宝の持ち腐れになってしまいます。きちんと使い方も把握しておきましょう。 そこで、ここでは実際に例文をご紹介します。ビジネスシーンで使えるように、ぜひ参考にしてください。

理路整然と話す

「理路整然と話す」を使った例文をご紹介します。 ・理路整然と話すことで議論がスムーズに進む。 これは、話し方が「理路整然」としているという意味です。つまり、話題や主張が不自然に変わらず、整理されているということを意味しています。 「理路整然」と話すと、聞き手はスムーズに理解することができるのでストレスを感じることがありません。「理路整然」と話すというのは、一定の順序や法則を守って話していることです。

理路整然とした文章

「理路整然とした文章」を使った例文をご紹介します。 ・理路整然とした文章を書いたら、論文が評価された。 これは、文章の書き方が「理路整然」としているという意味です。つまり、文章がきちんと流れに沿っており、あちこちに意味が散らばっていない文章であることを指します。 「理路整然」とした文章は、読み進めていくと頭に知識や主義主張がすんなりと入ってきます。筋道が通っている文章は主義主張を伝えやすくするのです。

理路整然な思考

「理路整然」な思考を使った例文をご紹介します。 ・彼は誰からも理路整然な思考をしている人だな、と思われている。 これは、ものの考え方が理路整然としているという意味です。つまり、色々なことをぐちゃぐちゃと考えずに、物事をある順序に沿って考えることを意味しています。 物事を寄り道せずに考えることによって、余計な時間を使ったり時間を取られたりすることがなくなります。

理路整然とした人になる方法

理路整然

「理路整然」という言葉の意味やその使い方がわかったところで、次はそういった人になるための方法についてもご紹介します。 「理路整然」に考えたり、話したりすることができる人になると、仕事の効率は上がりますし、周りからは一目置かれるでしょう。「理路整然」とした人になることによって、ビジネスシーンでますます活躍していきましょう。

大枠から考えていく

「理路整然」に物事を考える上で、大枠から考えていくという方法はとても有効的です。 何もないところから考え始めると、どこがゴールなのかわからないまま進まなくてはなりません。それでは途中で迷ってしまったり、行き詰ってしまったりすることがあるのは当然ですから、「理路整然」と考えることは難しくなってしまいます。 そうならないためにも、あらかじめ大枠を作り、そこに当てはめるように考えていく方が適しているのです。

自分の意見を客観視する

論理的に考えるためには、自分の意見を客観視する必要があります。 自分の意見が論理的であるかどうかを主観で判断しようとすると、それは必ず「論理的である」と偏った見方しかできないからです。客観視することによって、自分の意見が誰から見ても論理的なものなのかを確認することができるのです。 客観視することで、どこが論理的でないのかを的確に見極めることができるでしょう。それを繰り返す必要があります。

まとめ

理路整然

「理路整然」の言葉の意味を知ることによって、これまでの自分の思考と向き合うことができたのではないでしょうか。これを機に、意味を知ることはもちろん、どのように考えれば「理路整然」と考えられるのかについても意識してみてください。 「理路整然」という言葉をビジネスシーンでも使えるようにしておきましょう。


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