ベスラン学校占拠事件の概要

(画像:Unsplash

ロシア連邦北オセチア共和国のベスラン学校占拠事件とは、現地の小中学生が始業式で集まっていた体育館を、独立派武装テロ組織が占拠し人質として捕えられ、ロシアの特殊部隊が突入、制圧しますが人質らに多くの死傷者を出しました。 ここからは、事件発生から突入までの様子を見ていきます。

ロシアのベスランにある小学校に武装グループが立てこもった

2004年9月1日、ロシア連邦北オセチア共和国にあるベスラン学校の小中学生とその親族が、始業式のために集まっていた体育館に約30人の武装したテロ組織が襲ってきました。 テロ組織は、ロシアからの独立を政府に要求し3日間建物を占拠しました。この武装組織は独立を標榜する多国籍軍だったといわれています。 政府側も粘り強く説得を行いますが、テロ組織はこれに応じず事件は膠着状態となっていきます。

小学生とその親が人質となった

ベスラン学校では始業式のお祝いのために、多くの子どもや親族が校庭で遊んだり談笑していました。 そこに突然軍用のトラックが突入してきたのです。トラックから降りてきた30人程のテロリストは、銃で脅したり爆弾を体に巻き付けた姿を見せ、集まっていた子どもや親族の中に割って入りました。 テロリストは銃を上に向けて乱射し、大声で威嚇して小学生や親族1181人を体育館まで連れていき、爆弾を付けたワイヤで囲み人質にしました。