建前は留学であるが、実際の目的は出稼ぎ

特に比較的低所得の国では「留学資金が無くても日本なら仕事すれば簡単に稼げるだろう」と考える人も多く、実際は借金返済や家族に仕送りするための出稼ぎが目的となっています。 2010年代前半にあったベトナムの日本留学ブーム時は都会のハノイやホーチミン出身者がほとんどでした。しかし現在は学歴や働き口のない地方の若者たちが日本を目指します。 日本で就職できるかもしれない、母国の日本企業で就職が有利になるかもしれないと、就職に必要な知識や技能を習得する目的で来日する人も多く存在します。

外国人留学生の実態

インターネットが普及していない国の若者たちが留学の情報を収集する際は、友人や親戚または恩師の口コミが一番多いのだといいます。 「日本でなら簡単に稼げる」と信じている学生や留学させたい斡旋業者、少子化で学生を確保したい学校や人手不足の日本企業、それぞれの事情から急増する外国人留学生の実態に迫ります。

自国の留学斡旋業者の協力

日本へ留学を決めるなら留学斡旋業者の協力は欠かせません。留学ビザ申請時には最低200万程の預金残高がある収入証明書や150時間以上の日本語学習証明書が必要になります。 ただこれらを満たすのは富裕層でなければ難しいため、留学斡旋業者に頼んで銀行や行政機関の担当者に賄賂をおくりビザ申請ができる書類をでっちあげて作ってもらいます。

留学費用などの多額の借金を背負い来日

本来なら日本政府は留学費用を借金に頼るような外国人に対して留学ビザを発給しません。ですがこの原則を守っていれば留学生が増えないという現実があり目を瞑っています。 初年度の学費や寮費、留学斡旋業者への手数料を換算すると約150万前後が留学のための費用となります。 それでも将来の事を考えると日本ならアルバイトしながら学費や生活費を稼げるだろうと期待して借金を背負ってでも来日します。