品行方正(ひんこうほうせい)の意味や類語や対義語など紹介します。

ビジネス用語

2019年5月8日

「品行方正」と「礼儀正しい」は何が違うのでしょうか。普段から意識して使い分けが出来ているでしょうか。何気なく使っている言葉でも微妙なニュアンスの違いがあります。今回ビジキャリでは「品行方正」の意味や類語との使い分けなどをおさらいしますので、参考にしてください。

品行方正(ひんこうほうせい)の意味は「言動が正しく誇れるものである」

品行方正の意味

「品行方正」は「普段の言動が正しく誇れるものだ」という意味です。 ただし、人の目につくところだけで正しい言動を取るのではなく、普段から正しい行いをするというニュアンスが含まれています。

品行方正(ひんこうほうせい)の類語とそれぞれとの違い

品行方正の類語とそれぞれとの違い

次は「品行方正」という四字熟語の類義語を2つ紹介します。 「礼儀正しい」と「折り目正しい」の2つを紹介しますが、それぞれ「品行方正」とどんな意味が同じで、どの意味が異なるのかを確認しましょう。

品行方正と「礼儀正しい」の違い

「品行方正」と「礼儀正しい」の違いは、「ルール」に関するニュアンスの有無です。 「礼儀正しい」とは「秩序を守るために守るべき様式に沿っている」という意味です。つまり仕事や人間関係を維持する正しい立ち振舞いが出来ると言うことです。 「品行方正」は、「普段の立ち振舞い」などの正しさも含まれています。つまり品行方正な人は礼儀正しいと言えますが、礼儀正しい人がかならず品行方正であるかはわかりません。

品行方正と「折り目正しい」の違い 

「品行方正」と「折り目正しい」の違いも、「礼儀正しい」と同様に「ルール」に関するニュアンスの有無です。 「折り目正しい」の意味は「礼儀作法をよくわきまえていること」という意味で、「礼儀正しい」とほぼ同義語です。つまり「人間関係や秩序を維持するための行動様式に沿った行動ができる」という意味です。 先述の通り「品行方正」は「普段の行動の正しさ」も含むので意味が異なります。

品行方正(ひんこうほうせい)の英語は「polite」

polite

「品行方正」は、英語で表現すると「polite」となります。 ・He is always polite and not hated by anyone. (彼はいつも品行方正で、誰からも嫌われない。) 「polite」は正しくは「礼儀正しい」なので、やや意味が異なりますが最も平易な表現です。他には「good conduct」「high morals」などの表現方法もあります。

品行方正(ひんこうほうせい)の対義語は「品性下劣」「素行不良」「傍若無人」「傲慢無礼」

品行方正の対義語

「品行方正」の対義語は「品性下劣(ひんせいげれつ)」「素行不良(そこうふりょう)」「傍若無人(ぼうじゃくぶじん)」「傲慢無礼(ごうまんぶれい)」です。 それぞれの意味は「品性下劣」は「行動や振舞が下品なこと」、「素行不良」は「普段の行動が悪いこと」、「傍若無人」は「周りを気にせず、勝手気ままに振る舞うこと」、「傲慢無礼」は「思い上がった態度で人を見下し、礼儀を欠くこと」という意味です。

品行方正(ひんこうほうせい)の使い方と例文

品行方正の使い方と例文

最後にここまでに紹介した意味を踏まえて「品行方正」の使い方を確認します。 実際に使う場合の表現方法も紹介しますが、先述した「品行方正」の意味が通るか確認しながら、例文を読んでみて下さい。

例文①品行方正な人

1つ目の例文では、「品行方正な人」という表現を紹介します。 ・世界的に通用する企業を目指す社長は、品行方正な人であるべきだ。 「品行方正な人」とは「普段からの言動が正しく誇れる人」という意味です。例文では、世界を目指す企業の社長は、普段から行いが正しく人に誇れる態度を取れる人であるべきだと言うことが表現されています。先述の通り、「礼儀正しい人」という場合は「普段の行い」という意味は含みません。

例文②品行方正を心がける

2つ目の例文では、「品行方正を心がける」という表現を紹介します。 ・小さな子供の教育に携わる人として、品行方正を心がける必要がある。 「品行方正を心がける」とは「普段からの言動が正しく誇れる人であるように配慮する」という意味です。例文では、小学校教師や塾の先生である人たちが、教育者として子どもたちの模範になるように正しい立ち振舞を普段から心がけるということが表現されています。

例文③品行方正である

3つ目の例文では「品行方正である」という表現を紹介します。 ・自分の利益のために他の人を騙すことは、品行方正であるとは言えない。 「品行方正である」とは「普段からの言動が正しく誇れる様子だ」という意味です。例文では、自分だけが得することを考えて、周りの人への迷惑や損失について考えを巡らすことが出来ない人の言動は、正しく誇れるものではないという事が表現されています。

まとめ

まとめ

「品行方正」は普段から正しい立ち振舞をしている事を言います。 「礼儀正しい」「折り目正しい」との意味の違いを正しく認識して使い分ける必要がありますが、意味のイメージとしては「品行方正>礼儀正しい=折り目正しい」となり、「品行方正」の方が意味の範囲が広いと覚えておきましょう。


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