ASEAN(アセアン)とは東南アジア諸国連合!詳しい内容を簡潔に解説!

経済

2019年3月13日

ASEANという言葉を聞いたことはありますか。これは東南アジア諸国連合のことです。言葉は聞いたことがあるかもしれませんがそもそもどのような役割をしているのか、どんな国が加盟しているのか知っている人は少ないのではないでしょうか。この機会にぜひASEANを理解してください。

ASEAN(アセアン)とは?

ASEAN(アセアン)は経済共同体のことで、日本語では「東南アジア諸国連合」と表記されています。 ASEAN(アセアン)は日本からは経済発展が期待される有望な投資先として話題にあがることが多いのですが、ASEAN自体の設立は意外と古く、日本が高度経済成長を謳歌した昭和40年代までさかのぼります。 ASEAN(アセアン)を理解する上でキーワードの第一候補に「経済共同体」がありますが、それ以外にも様々な側面の恩恵を加盟国に与えている点を含め、ご紹介していきます。

ASEAN(アセアン)は東南アジア諸国連合

ASEAN(アセアン)は東南アジアの国々が加盟する国際的な枠組みです。1967年のバンコク宣言で成立し、本部と事務局はインドネシア首都のジャカルタに置かれています。 ASEANには東南アジア地域に存在する国のほぼ全ての国が加盟しており、共通の価値観やルールを持って一つの国のような役割を果たします。構成国には新興国と呼ばれる、経済発展が著しく若年人口が多い国が多数含まれ、ビジネスチャンスを求めて日本企業を始め多くの外国企業が投資を行っていることが注目されます。 経済面以外に、日本にとってASEANは地政学的に重要な地域となっており、海洋権益を守る要として重要なパートナーとなっています。

ASEAN(アセアン)とは経済共同体

ASEAN(アセアン)は共通の価値観や商取引などのルールを共有することで、経済共同体としてのメリットがあります。 例えば国際間の取引において、障害になるのが国ごとに違う法律や関税などのコスト負担の問題ですが、経済共同体として共通のルールに基づいて取引できるので、こうした障害を少なくできるのです。 また、経済共同体となることで売り手や買い手の数を増やし、より多くの商品やサービスが大量に取引できることから、売り上げの拡大と取引コストの圧縮が同時に実現でき、地域として利益を共有できます。 さらに経済面以外にも、国際競争力の向上や防衛協力などの面で様々な恩恵を加盟各国に与えています。

ASEAN(アセアン)の加盟国一覧

2019年2月時点で加盟国は「インドネシア」「シンガポール」「タイ」など10か国です。 外務省HPによると加盟国は次の国々となっています。 ・インドネシア ・シンガポール ・タイ ・ベトナム ・カンボジア ・ラオス ・マレーシア ・ミャンマー ・ブルネイ ・フィリピン インドネシアやシンガポール、そして「ほほえみの国」のタイはご存じの方が多いかと思いますが、ラオスやミャンマー、ブルネイについてあまりご存じない方が多いかも知れません。

ASEAN(アセアン)と東ティモール

ASEAN(アセアン)に新たに加盟を申請している国に東ティモールがあります。 東ティモールのあるティモール島はかっては全域がインドネシア占領下でしたが、2002年にティモール島の東半分と周辺の島を領土とする東ティモールの名の国が新たに生まれました。 ASEAN(アセアン)の現在の10か国国に加え、新たに誕生した国である、東ティモールが将来にASEANに加盟することになれば11か国になるでしょう。 ただし、現状では国家誕生から日が浅く、シンガポールなどASEAN(アセアン)の先進国との経済格差等の問題から実現までは時間がかかる見込みとなっています。

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