1分でわかるギムリーグライダー航空事故(エアカナダ143便)

エアカナダ143便のギムリーグライダー航空事故とは

  • 燃料の誤計算により起こった航空事故
  • 胴体着陸するも奇跡的に怪我人のみ
  • 奇跡の着陸が事故の名前に

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ギムリーグライダー航空事故の概要

この事故は航空史上に名を残すほどで、世界的にも有名です。高高度でもかろうじて機体の制御ができたことや、機長がベテランパイロットであったことが幸いしました。 ギムリー基地に不時着するも全く死者はなく、怪我人のみという奇跡の事故でした。今回は事故の全貌を詳しく解説していきます。

1983年にエアカナダ143便が起こした不時着事故

「ギムリーグライダー航空事故」は、1983年に起こった航空事故です。事故の内容は、燃料切れを起こした航空機が付近の基地へ胴体着陸したというものでした。 飛行予定時間は約5時間ほどで、機長はベテランであり通常であれば事故を起こすなど考えられないことです。しかしこの時のフライトはヤード・ポンド法からメートル法へと切り替えた、初めてのフライトでした。 また機器の故障による手動入力時の誤計算といった人為的ミスが、事故の原因とされています。

乗客乗員の死者は出なかった

この事故では胴体着陸となるものの、奇跡的に死者は0名でした。 燃料切れを起こしてエンジンが停止したのは、高度1万2千mでした。また、エアカナダ143便には乗客乗員合わせて69名もの人が乗っていました。 さらに不時着したギムリー空軍基地は当時すでに空軍基地ではなく、不時着当日は自動車レースが開催されており大勢の人でにぎわっていました。このような状況で全エンジン停止というトラブルがありながら死者は一人も出ませんでした。