「木で鼻を括る」の意味は「素っ気なく無愛想な様子」

「木で鼻をくくる」は「そっけなく無愛想な様子」という意味です。全く同じ意味でも「木で鼻をかむ」と表現したり、「木で鼻」と省略して使われることもあります。 「木で鼻をくくる」は挨拶をしたのに表情を変えず軽く会釈をされるだけだったり、話しかけても大したリアクションがなく必要最低限の返事だけで終わってしまうような人に対して使います。

「木で鼻を括る」の語源や由来

「木で鼻をくくる」は、元は「木で鼻をこくる」という表現でした。「こくる」とは「こする」と同じ意味で、「鼻をかむ」という意味です。 昔は鼻水が出た時には木に鼻をこすりつけて処理していました。木に鼻をこする時は非常に痛く、その時の表情が「無愛想」に見える表情であることから、「木で鼻をくくる」は「無愛想な表情」をする時に使われるようになりました。そこから「そっけない態度」にまで意味が派生しました。

「木で鼻を括る」の使い方や例文

次は「木で鼻をくくる」の使い方を紹介します。 「木で鼻をくくったような態度」「木で鼻をくくったような挨拶」「木で鼻をくくったような回答」とう3つの表現を紹介します。先述した意味からどのような態度・挨拶・回答なのかを確認しながら読み進めてみてください。

例文①木で鼻をくくったような態度

1つ目は「木で鼻をくくったような態度」という表現です。 ・新入社員に話しかけても、木で鼻をくくったような態度をされてしまう。 「木で鼻をくくったような態度」とは「素っ気なく無愛想な態度」という意味です。つまり、話しかけたり挨拶したりして距離を縮めようとしても、そうしたこちら側の意図を感じ取っていないような冷たい態度のことです。例文でも新入社員が無愛想で冷淡な態度をとってくることを表現しています。