come up with(カムアップウィズ)を徹底解説します!【ビジネス英語】

ビジネス英語

2019年3月6日

「come up with」という表現を使ったことはありますか?一見難しそうな表現ですが、ビジネスでは汎用性の高い英語表現になります。今回の記事では意味を紹介するとともに、実際にビジネスシーンの例文を用いて使い方をわかりやすく解説していきます!

「come up with」の意味

「come up with」の意味は一つではありません。「come up with」に含まれる「come up」とは、上がる・現れる・昇進する、などさまざまな意味を持つ言葉です。この「come up」に、「~に伴う」「~の方向」という意味の「with」がついた熟語が「come up with」です。 「come up」の意味に「with」がつくため、「何かを伴って現れる」「何かの方向に向かう」というニュアンスがあります。では、実際に意味を解説していきます。

「思いつく」

「come up with」が持つさまざまな意味の中で、もっともメジャーなものが「思いつく」です。ビジネスシーンなどで使われる「come up with」の多くが「~を思いつく」という用途で使われています。 ・I came up with a good idea. (良いことを思いついた) 「come up with」が「思いついた」という意味で使われるのは社内ミーティングで良い案を出し合っている、といった場面です。 「良いことを思いついた」は「I have a good idea」などでも伝えることができますが、「come up with」の方が「良い案を見つけた」というニュアンスを含み、今まさに良い案を思いついた、という状況を言葉にすることができます。

「工面する」

「come up with」は「工面する」という意味でも使うことができます。この場合の工面とは、主にお金の準備についてです。 ・I came up with money. (お金の工面をした) 「工面する」という意味で使う「come up with」には、「生産する」という意味もあります。そのため、お金の工面以外でも何か作り出せるものが対象であれば、「come up with」で「準備する」という意味にすることも可能です。 一般的に「準備する」には「prepare」が使われることが大半ですが、お金の準備について言いたいのであれば「come up with」を使った方がより一生懸命工面をしたというニュアンスを伝えやすくなります。

「持ってくる」

「come up with」は「持ってくる」という意味でも使うことができます。この場合の「持ってくる」とは物を運んで来るという意味ではなく、思考や感情など目に見えないものであることが主です。 ・I came up with a new plan. (私は新しい計画を提案した) 思考や感情を持って来る、とは言い方を変えれば「考えや想いを提案する」という意味になります。そのためビジネスシーンでは「提案する」という意味でも多く使われているようです。 「提案する」は「propose」でも表すことができますが、「come up with」を使うことで、自分の想いを持ってくる、自分の思考を意識的に持ってくる、というニュアンスを含ませることができます。

「追いつく」

「come up with」は「追いつく」という意味でも使うことができます。この場合の「追いつく」とは、自分より前にいる人に並ぶ、という意味です。 ・I came up with him. (私は彼に追いついた) 「come up with」が持つ「追いつく」という意味は、物理的に前に人がいる状態で、その人に並ぶことも指しますが、仕事の成績やステータスなど、そのもの自体が目に見えない場合にも使われます。 「追いつく」は「catch up with」でも表すことができますが、「catch up with」は「catch(つかむ)」という言葉のイメージが強く、追いかけるというよりも、相手をつかまえて並ぶ、というニュアンスが強くなります。

「come up with」の類義語

「come up with」は、複数の意味を持つ熟語ですが、その中でも特に多く使われているのが「思いつく」と「持ってくる」という意味です。ここでは、その「思いつく」と「持ってくる」の理解を深めるために、それぞれの類義語をご紹介します。 どちらの類語も、使ったことがある、または聞いたことがある、というものかもしれませんが、「come up with」はそれほどとても簡単な言葉で言い換えられる言葉でもあります。

「find」

まず「come up with」が「思いつく」という意味で使われる場合の類語は、「find」です。「find」は、見つける・発見する・気が付く・獲得する、などの意味を持ちます。 ・I find a good thing. (いいものを見つけた) 「思いつく」の例文でご紹介した「I came up with a good idea」は、「idea」という目に見えないものを見つけた(思いついた」と言っていますが、「I find a good thing」は何かしらの「物」を見つけた、というニュアンスです。 思考や想いなど内面で思いついたものは「come up with」、手に取ることができるような物体を見つけたときには「find」と考えておくと、使い分けがしやすくなります。

「propose」

次に「come up with」が「持ってくる」という意味で使われる場合の類語は、「propose」です。「propose」は、提案する・申し込む・計画を立てる、などの意味を持ちます。 ・I propose a new plan. (新しいプランを提案する) 人が誰かに何かを提案する場合、その提案には、提案する人の考えが含まれていることがほとんどです。これを「自分の考えを持ってくる=提案」と考えると、「come up with」と「propose」が類語であることを理解しやすくなるかもしれません。 日本人にとって「propose」が身近で比較的頻繁に使われるのは、結婚を「申し込む」ときの「プロポーズ」ですが、英語では結婚を申し込む「propose」と同じくらい、「提案する」という意味がメジャーです。

まとめ

「come up with」は、熟語として考えると意味を覚えなくては使えないような気がする言葉かもしれません。しかし「come up」と「with」に分けて、「何かを伴って現れる」「何かの方向に向かう」という状況をイメージすると、案外理解しやすくなるのではないでしょうか。 自分が誰かの元に、自分の考えや想いを持って現れる場面、自分が何かの方向に向かっていく場面、などを映像でイメージすると自然な「come up with」が使えるようになるでしょう。


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