東大阪集団暴行殺人事件の被害者は自業自得と考える人々も

最終的に藤本らは被害者になるのですが、ここまで見てきて明らかなように彼らに非がないとはいい切れません。 最初に徳満らに暴行を加えたのは彼らだからです。本来であれば藤本と徳満の個人的なケンカでことが治まったはずです。 ヤクザの名前を出されて脅された大学生の若者の心情を考えると、もちろんそのとった行動は許されざる犯罪行為ですが、被害者の方にも自業自得といわざるを得ない部分があります。

東大阪集団暴行殺人事件の犯人

小林らはどのようにして藤本らに復讐したのでしょうか。復讐劇には徳満・佐藤・小林・広畑のほかに5人の男達が協力しました。 復讐計画を立案したのは広畑でしたが、実際に主導権をとったのは小林でした。それでは再び事件の流れを順に追っていきましょう。

小林竜司が主犯格

徳満と佐藤は慰謝料の50万円を支払うと言って、藤本らを岡山まで誘い出しました。誘い出されたのは藤本のほかに藤本と一緒に徳満らに暴行を加えて脅迫した岩上哲也と運転手役の男の三人でした。 岡山の空き地に誘導された藤本らでしたが、そこには小林ら7人の男達が待ち構えていました。一方的なリンチが始まり、鉄パイプやかなづち、バットなどで殴打を繰り返しました。 小林らはリンチの現場を通行人に目撃されたため、藤本らを車に乗せて岡山市と玉野市の境の山間部にある産廃処理場に移動します。ここで残虐な殺人が行われたのです。

そのほかにも複数の大学生が絡んでいた

藤本らは血まみれ状態で立つことも難しい状態でした。復讐の助力を依頼した徳満らは怖じ気づいてリンチの中止を提案しますが、小林は聞き入れません。 小林は仲間の一人に指示して側にあったユンボで穴を掘らせます。掘った穴の近くに藤本を立たせ、藤本と同行した運転手役の会社員に藤本を穴に突き落とすように脅します。 自分も殺すと脅された会社員はやむなく藤本を穴に突き落としました。その後藤本は生きたまま土を被せて埋められてしまいます。これら一連の犯行には全体で9名の若者が関係していました。