医師の診断のリスク

現代医学の発展によって、数多くの病気や怪我が治療可能になりました。しかし今もって医学にも限界があり医師が生身の人間である以上万能というわけにはいきません。どんな名医も病気を見落とすことがあり、それが最悪の事態に繋がることもあります。

指摘があったものの見逃された乳がん

小林麻央さんは結果として乳がんで亡くなりましたが、実は早い段階で兆候が出ていました。 2014年小林麻央さんは市川海老蔵さんの検診に付き合う形で人間ドックを受け、胸にしこりが見つかっていたのです。 その時点ではしこりが乳がんとは断定されず、再検査でもがんの可能性が否定されたため、小林麻央さんはそれ以上調べることをしませんでした。早期に乳がんの兆候が発覚されたにもかかわらず、見逃されてしまったのです。

結果的にがんが進行してしまう

最初の検査から8ヶ月後の2014年10月に小林麻央さん自身の手で胸のしこりが発見されました。 この時のしこりはパチンコ玉程度の大きさ約1cm前後だったそうです。改めて小林麻央さんが超音波検査を受けると、脇腹にもしこりがあることが確認されました。 見逃された乳がんが8ヶ月の間に進行し、胸から脇へがんの転移が起きていたのです。この段階でようやく乳がんの診断が出ました。

セカンドオピニオンという選択肢

「セカンドオピニオン」は今でこそ日本で周知され始めた行為ですが、アメリカなどの海外では以前から日常的に行われてきました。 「セカンドオピニオン」は患者が主治医主導で治療を受けるのではなく、複数の専門家に意見を仰いで正確な診断を得た上で、最適な治療の選択を可能にするものです。 小林麻央さんの場合は最初の検査の段階で、「セカンドオピニオン」という選択していれば結果が変わっていたかもしれません。