政府のクルーズ船の対応に疑問の声が

日本政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため外国籍クルーズ船の寄港や下船を制限し、大規模な検疫を実施しています。ところがそのクルーズ船への対応には不備が指摘されています。疑問の声が上がるクルーズ船の対応とはどのようなものなのでしょうか?

「清潔ルート」「不潔ルート」

クルーズ船を巡る対応では新型コロナウイルスの対応を主導する厚生労働省の問題が指摘されています。特に大きな注目を集めたのは厚生労働副大臣の橋本岳氏がTwitterに投稿した写真です。 橋本岳厚生労働副大臣の写真には「清潔ルート」と「不潔ルート」と書かれた張り紙が2つの入り口に張られている様子が映っていました。 橋本岳厚生労働副大臣はこの写真で衛生管理に問題がないことを明示したかったようです。しかしよく見れば2つの入り口の内部に仕切りはなく、ゾーニング(感染エリア分け)ができていないことは明らかでした。

他国に比べて危機感の薄い日本

橋本岳厚生労働副大臣をはじめとして日本政府には他国と比べて新型コロナウイルスへの危機感が欠如していると見られているようです。 アメリカやオーストラリアなどの海外では、新型コロナウイルスの感染拡大が現実のものとなってから発生源と見られる中国からの入国禁止あるいは入国拒否の措置が素早く行われました。 しかし日本では未だに同様の措置は取られておらず、対応は完全に後手に回っています。これは事態起こってから対策を打つという、日本政府の受け身の危機管理体制に原因があると思われます。