新型コロナウイルスの影響

国税庁の確定申告期間延長の方針は日本各地で感染拡大しつつある新型コロナウイルス対策の一環です。期間の延長によって各地の税務署に短期間のうちに人が集まることを防ぎ、間接的に感染拡大を防ぐことが目的です。 新型コロナウイルスは2月上旬頃から感染例が報告され始め、2月27日現在で全国156名の感染者が確認されています。新型コロナウイルスの感染は主に咳やくしゃみによる飛沫感染と接触感染の2つです。人混みを避けて手洗いうがいるを心がけることが感染防止に有効とされています。

2月17日から確定申告がスタート

2020年の確定申告は2月17日からスタートしていました。本来の予定では所得税と贈与税がそれぞれ3月16日、個人事業主の消費税申告などは3月31日までとなっていました。 国税庁はインターネット上から申請可能な「e-Tax」の使用を推奨しています。「e-Tax」は国税庁が運営する電子納税システムで、休祝日や年末年始を除けば24時間利用可能です。

高齢者への感染リスクを下げる狙い

新型コロナウイルスは咳、くしゃみなどによって人から人に感染します。有効な対処法がないこと、検査に時間がかかることなどから、現在のところ早期発見・治療が難しい状態です。 新型コロナウイルスに感染すると、ほとんどの場合は風邪に似た症状が長く続きます。自覚的な症状が出ないケースもあるようです。新型コロナウイルス感染による死亡又は重症化は高齢者や病弱な方に限られます。確定申告は例年高齢者の個人事業主が多く訪れることから、期間の延長で高齢者の感染リスクを下げられる見込みです。