エキスポランドのジェットコースターで死亡事故発生
エキスポランドのジェットコースター事故とは
- エキスポランドは大阪万博が切っ掛けで開園
- 目玉アトラクションの風神雷神Ⅱが事故
- 死亡者も出し、これが切っ掛けで倒産
エキスポランドとは
エキスポランドは1970年に開催された大阪万博の関連施設として整備されました。地元大阪で愛された遊園地でしたが、ジェットコースターの事故などが要因となり2009年2月にに閉園しています。エキスポランドはどのような施設で、またどのような管理・運営体制だったのでしょうか。
大阪万博に付帯する遊園地として建設
エキスポランドは大阪万博のアミューズメントゾーンとして整備され、万博閉幕後の1972年3月エキスポランドとしてオープンしました。 大阪万博は日本で初めての万国博覧会として1970年に大阪府吹田市で開催され、大成功を収めました。 エキスポランドは様々なアトラクションが人気を博し、万博記念公園とともに大阪府民の憩いの場として愛されましたが、ジェットコースター事故などの影響もあり2009年2月に閉園しました。
エキスポランドの天下りの実態が問題視されてきた
エキスポランドの運営は日本万国博覧会記念機構から株式会社エキスポランドに委託されていました。 この日本万国博覧会記念機構には当時の大蔵省や警察などから、官僚が役員として天下っていました。天下った役員達はアミューズメント施設管理に関しては素人といえ、これがエキスポランドで起こった事故と無関係とは言い切れません。 エキスポランド関連会社からは政界に政治献金がばらまかれていたとの情報もあり、このようなエキスポランドと政界・官界との強い結びつきがエキスポランドの管理・運営体制に問題を投げかけました。