規則が厳しい全寮制の学校

日生学園は校則が恐ろしく厳しいことで有名な全寮制の学校です。1965年に青田剛が三重県上野市に創設し、最盛期には第三校までありました。その校風は旧日本軍を彷彿とさせるものです。 全員丸刈り、4時に起床し大声で挨拶することは基本中の基本でした。掃除に至っては埃1つも許されず、便器は素手で汚れを落とすことが義務付けられます。 一流の人間を創り上げることを目的にストイックを極限まで極めるのがコンセプトであったといえるでしょう。

脱走や体罰は日常茶飯事

人間を極限まで追い込もうとすれば拒絶反応を示す者も出てきます。日生学園では脱走が頻繁に実行されていました。坊主頭の高校生が逃亡していれば目立ちます。 学園周辺に住む人々も慣れたもので、脱走する生徒を見かければ通報していました。連れ戻されると教員や先輩からの厳しい体罰を与えられることが繰り返されます。 日本軍が実践していた軍国教育そのものであり、1980年代後半まで行われていたのですから驚きを隠せません。