買い付け価格を上げるも実らず

今回の買収劇で注目されたのは、コクヨのぺんてる買収にかける執念でした。コクヨは11月15日に買収を発表した時点では、買い付け価格を3,500円に設定していました。 この価格を12月10日が申し込み期限にして1株3,750円に増額し、今回の申し込み期間延長では1株4,200円の買い付け価格を提示しています。 しかし、約300人のぺんてる株主のうち申し込みに応じたのは約100人に留まっています。ぺんてるの株主はOBや従業員持ち株会など、ぺんてるに愛着を持つ株主が多いことが障壁となりました。

今後の影響は?

コクヨは15日まで買い付けを続けるとしています。しかし、ぺんてる側は承認を拒否する姿勢を強めており、今後の交渉は難しい状況といえます。 どうしてもぺんてるの持つ海外の販売チャネルが欲しいコクヨが、次にどんな手を打ってくるかが注目されます。 今のところは、国内市場を強化したいプラスと海外に強みを持つぺんてるにシナジーが生まれかは未知数です。プラスの呼びかけで、業界他社がどんな動きを見せてくるかも気になるところです。