コクヨがぺんてるの買収に失敗

コクヨがぺんてる買収に失敗

  • コクヨはぺんてる株式の持ち分比率の約45%しか取得できず買収は失敗
  • ぺんてるとプラスは協業関係を強化・国内販売網の拡大を図る
  • コクヨがぺんてるに拘るのは、同社の海外販売チャネルが狙い

コクヨは約45%の株式しか取得できず

コクヨは11月15日の取締役会において、ぺんてるの株式を約300人の株主から買い付けることを決議していました。 ぺんてるは非上場企業のため、株式譲渡にはぺんてるの取締役会の承認が必要ですが、コクヨは株主からの買い付け後に承認を得るとして、既に約100人のぺんてる株主の賛同を得ていると発表しています。 しかし、プラスが設立したJSCが持ち分比率の約30%を買い付けたため、コクヨは持ち分比率の約45%の取得に留まっています。 これにより、コクヨが進めていたぺんてるの買収は事実上失敗に終わりました。ぺんてるは、今後もコクヨに対しては株主からの譲渡を承認しないと強調しています。

ぺんてる・プラスが50%を超える株式を取得

ぺんてるはコクヨの敵対的な買い付け方法に対抗する形で、プラスが設立したJSCによる自社株式の買い付けを進めていました。 その結果、ぺんてる株主のうち約200名がJSCの買い付けに応じ、ぺんてるとプラスは持ち分比率の約30%にあたる株式を取得しました。 これにより、ぺんてるの経営陣とぺんてる、プラスが設立したJSCを合わせた持ち分比率は50%を優に超える結果となり、コクヨによるぺんてるの子会社化は失敗に終わりました。

これによってぺんてるは独立した経営が継続して可能に

コクヨによる連結子会社化の目論見を阻止できたことで、ぺんてるは独立した経営を継続していけることが確保されました。この結果を踏まえ、ぺんてるとプラスの両社は協業関係を強化していくことを確認しました。