倒産危機に陥る中国企業
1分でわかるニュースの内容
- 中国国内の内需が縮小、企業倒産へ
- 飲食店、娯楽施設が特に影響を受ける
- 中国企業の倒産は、世界規模の景気悪化へつながる
中語では飲食店や娯楽施設などが相次いで自主閉店
現在、中国では飲食店や娯楽施設などが相次いで自主閉店しています。これまで中国経済の好調を支えてきた内需がここ数年で落ち込んできているためです。贅沢な暮らしをすることができない人々が増え、飲食店・娯楽施設がしわ寄せを受けている状態です。
ディズニーランドの休園
中国のディズニーランドは上海にあります。上海のディズニーランドは1月25日から休園をおこなっており、春節で多くの観光客が来園する時期に休園という事態に陥っています。上海ディズニーランドは業績悪化に関しては否定していますが、予想よりも低い業績であったことは認めています。 休園がいつまで長引くかが今後の業績を左右するとしており、一方で現在の内需縮小の状態では仮に営業を再開しても十分な来場者数を集められていないのが現状といえます。
スターバックスの臨時閉店
スターバックスは、1月29日に中国国内のスターバックスの店舗2000店以上を閉店することを発表しました。 中国武漢市で流行しているコロナウィルスの影響も相まって、スターバックス店舗の売上減少が見込まれるためです。2000店舗という数字は、中国国内に出店しているスターバックスの店舗数の半数以上です。 コロナウィルスの流行が収まったのちに、営業再開をするとのことですが、具体的にいつ再開するかはまだ見通しがたっていません。