明確な殺意を持って犯行に及んでいた

小島一朗は逮捕後の証言で殺意について認めました。 小島一朗が認めたことで、「新幹線殺傷事件」は意図的に誰か人を殺すつもりで起こされた事件だということがわかりました。 小島一朗は軽傷を負わせた女性客2人について、「殺し損なった」と述べています。さらに亡くなった梅田耕太郎さんに対しては、「見事に殺しきりました」とも言っています。

小島一朗という人物と犯行の動機

犯人

犯人(画像:Unsplash

初公判が行われたことで、それまで不明確だった「新幹線殺傷事件」の動機が判明します。小島一朗は自ら刑務所に入るために事件を起こしたのです。 初公判で語たられた驚くべき言動や、精神鑑定の結果などを紹介します。

初公判が開かれた

2019年11月28日、横浜地裁にて小島一朗の初公判が行われました。 初公判では小島一朗が、2018年3月から犯行を計画していたことが明かされました。当時無職でホームレス生活を送っていた小島一朗は、養子縁組していた祖母と電話で話した際に「居場所を失った」と感じたようです。 小島一朗はかねてから刑務所で生活することを考えており、その手段として新幹線で重大事件を起こすことを思いついたと語りました。

小島一郎に対し精神鑑定が行われた

小島一郎は事件に関連して精神鑑定を受けています。 「新幹線殺傷事件」の第3回公判に出廷した精神科医は、小島一郎を猜疑性パーソナリティ障害(妄想性パーソナリティ障害)と診断しました。小島一郎には生まれつきの性質に加えて両親とのこじれた関係から、他人に不信や疑念を抱きやすい状態にあったようです。 それを踏まえた上で、精神科医は小島一郎に責任能力があると診断しています。猜疑性パーソナリティー障害は小島一郎の判断力に影響を与えておらず、事件は正常な心理状態で行われたのです。