確固不抜との違い

「堅忍不抜」は「我慢強く耐え忍び、心が動かされない」ことを意味します。一方の「確固不抜(かっこふばつ)」は「意志や気持ちがしっかりしており、動じない様子」を指します。 ・どんなに批判されることになっても、このプロジェクトは確固不抜の精神でやり遂げてほしいです。 ・周囲の反対にもめげずに彼女との結婚にこぎつけた彼は、確固不抜です。 「確固不抜」は「確乎不抜」と書かれることもありますが、意味は同じです。「何事にも動じない」という意味で用いられます。

不撓不屈との違い

「堅忍不抜」は「大変な状況にあっても動揺せず、耐え忍ぶ」という意味を持ちます。一方の「不撓不屈(ふとうふくつ)」は「どんなに大変な状況でも、最後まで諦めずにやり抜くという精神力」を表します。 ・全国大会優勝という目標を達成するためにも、これからも不撓不屈の精神で練習に励んでいきましょう。 ・生きていくうえで苦難を避けることはできないのだから、不撓不屈の心を持ち続けたいです。 「堅忍不抜」は万人に対して使われますが、「不撓不屈」は目上の人が諭す意味で目下の人に使うことが多いです。

堅忍不抜(けんにんふばつ)の対義語

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「何事にも心を動かされない」ことを意味する「堅忍不抜」の対義語といえば、「優柔不断(ゆうじゅうふだん)」でしょう。「優柔不断」とは「ぐずぐずとして、物事をなかなか決断できない」という意味です。 ・部長が優柔不断なので、クライアントへの新規提案が進まず商談が長引いているのです。 ・お見合いをしたものの彼女が優柔不断で返事を先延ばしにしていたせいで、断られたと聞いています。 「堅忍不抜」は「厳しい状況でも決めたことに対しては心が動かない」ことを指しますが、「優柔不断」は「決断力に乏しく迷って決められない」ことを表します。

堅忍不抜(けんにんふばつ)の英語は

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「堅忍不抜」を直訳する英単語はありませんが、意味としては「indefatigable」が適切でしょう。「indefatigable」は「根気強い」という意味があります。 ・Nothing is impossible to an indomitable will and indefatigable industry. (堅忍不抜の精神で勉強すればできないことはありません。) ・She is an indefatigable striver. (彼女は堅忍不抜の人です。) 「indefatigable」には「疲れない」という意味もあるので、「堅忍不抜」の英訳に使う際には文章のつながりに注意しましょう。