実績の6通りの英語と様々な表現方法

ビジネス英語

2019年4月11日

「実績」という言葉はビジネスシーンで日々使われます。しかし一言に「実績」と言っても採用実績・生産実績・業務実績・売上実績などその種類はさまざまです。今回ビジキャリでは「実績」を意味する6種類の英語表現について解説します。「実績」を表す単語と具体的な例文を交えての使い方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

「実績」の英語の表し方は6つある

実績

仕事では「実績」は人の能力を推し量る非常に有効な情報源であると共に、社会人は実績の有無によって良い仕事が回ってくるかが決まります。 そんな「実績」を意味する英単語は非常に沢山あるため、明確に使い分ける必要があります。ここでは6つの英単語を紹介しますので意味を区別できるようにしておきましょう。

achievement

「achievement」は「業績」の他に「達成」「成就」「偉業」「学業成績」などの訳がありますが、「努力が必要」という意味や「簡単には成し遂げられないこと」というニュアンスがあります。 ・His two-year V-shaped recovery achievement is great. (彼の2年間でのV字回復の業績は素晴らしい。) 例文では2年間で会社の売上などをV字回復させるという「簡単に成し遂げることのできない仕事ぶり」について話されています。そのため、この場合の「業績」は「achievement」が正しい表現になります。

performance

「performance」は「会社の売上や利益」「個人の仕事ぶり」「テストの成績」「機械の性能」と言った訳し方があります。訳し方はそれぞれ異なりますが、どの訳し方も「個人や企業などの能力や実力」について話しているニュアンスがあります。 ・He leaves great sales performance every year. (彼は毎年素晴らしい営業成績を残す。) 例文の場合は彼の素晴らしい仕事ぶりという「個人の能力や実力」について話しているので「performance」が使われています。日本語で「高いパフォーマンスを発揮する」などと言った時と同じニュアンスです。

result

「result」は「実績」の他に「(試験や競技の)結果」という意味がありますが、これは「因果関係による結果」というニュアンスです。単に物事が行われた「事実」を言う時に使われ英語では非常によく使われます。 ・Personnel performance is compared with business results. (人事では業務実績が比較されている。) 例文では人事評価に置いて社員それぞれが出してきた「結果」を比較するという内容が話されており「result」が使われています。使用頻度が非常に高い単語なので、しっかりとニュアンスを抑えておきましょう。

accomplishment

「accomplishment」は「業績」の他に「完成」「成就」「遂行」などの意味があります。「achievement」とほぼ同義で、「一生懸命に努力して得た結果」というニュアンスがあります。 ・He left a worthwhile accomplishment in the world. (彼は世界に価値ある業績を残した。) 例文では「worthwhile achievement」で「価値ある業績」となっています。これは一生懸命努力して世界で大きく評価されるような結果を残したというニュアンスの文になっています。もちろん「achievement」に書き換えても全く同じ意味になります。

record

「record」は「結果」の他に「(学校などの)成績」「(競技などの)記録」という意味があります。「record」には「一定期間に会社や個人が積み上げて、記録として残っている実績」といったニュアンスです。 ・It does not meet the track record required to get a managerial position. (管理職につくには必要な業績を満たしていない。) 「record」を「実績」という意味で使う場合は「track record」となることが多いです。例文では記録されている彼の過去の業務の結果が昇進に必要な水準に達していないという意味です。

experience

「experience」は「実績」の他に「経験」「体験」という意味があります。「experience」は日本語で言う「実績」というよりは「過去の経験」というニュアンスになりその良し悪しは意識されていません。 ・You need to have at least 3 years of experience in accounting. (経理に関する3年以上の業務実績が必要です。) 例文は就職・転職情報などで見られる文言です。「業務実績」と訳されていますが実質的な意味は3年間の「業務経験」なので「experience」が使われています。

「実績」の英語での様々な表現の仕方

様々な表現

「実績」を意味する英単語が沢山ありましたが、どれも他の訳し方を考えれば使い分け方がイメージできると思います。 ここからは例文を交えて「実績」という意味になる英単語を含む熟語とその使い方を紹介します。ここまでの使い分け方と意味が通るか確認しながら読み進めてみて下さい。

「実績がある」の英語表現

まず「実績がある」という形容詞的な表現を1つ紹介します。 ・He is an experienced lawyer. (彼は弁護士としての経験が豊富だ。) 前の見出しでも「experienc」を紹介しましたが、過去分詞形になって形容詞として使うと「経験豊富な、実績のある」という意味で使えます。例文も「experienced lawyer」で「経験豊富な(実績のある)弁護士」となっています。

販売実績の英語

まずは「販売実績」です。 ・That company has an extraordinary sales track record in the industry. (あの会社は業界では異例とされるほどの販売実績を誇っている。) 例文では「sales track record」で「販売実績」となっています。「track record」が使用されているので異例となる「記録」が意識されています。

納入実績・導入実績の英語

次は「納入実績・導入実績」です。 ・We have 2000 delivery results of this equipment. (こちらの機器は2000社への納入実績があります。) 「delivery」は「配達」という意味なので「delivery results」で「納入実績」となっています。「導入実績」という場合は「Introduction results」となります。

使用実績の英語

次は「使用実績」という英語です。 ・This use track record cannot be used for ad copy. (この使用実績では広告コピーには使えない。) 例文は「track record」となっているので、これまでに作り上げてきた「記録」が意識されています。ただし記録された「使用記録(数値)」が小さいため広告に使うには訴求力がなさすぎると言う意味になっています。

採用実績の英語

次は「採用実績」という英語です。 ・Our employment results are as follows. (当社の採用実績は下記のとおりです。) 「employment results」で「採用実績」です。「採用実績」はこれまでに採用してきた社員の出身大学や転勤前の企業名などのことですが単純にこれまでの「結果」を示しているだけなので「result」を使っています。

生産実績・量産実績の英語

次は「生産実績・量産実績」という英語です。 ・The competition had overwhelmingly exceeded production results. (競合の方が生産実績が圧倒的に上回っていた。) 「production result」で「生産実績」です。ここではこれまでに生産してきた数量などの「過去の結果」が意識されて、「result」が使われています。

売上実績の英語

次は「売上実績」を表す英語です。 ・For sales results, he ranked first for three consecutive years. (売上実績は3年連続で彼が1位だった。) 「sales results」で「売上実績」となります。例文では「売上実績」という「過去の結果」を見て話がされていて、「result」が使われています。

作業実績の英語

次は「作業実績」という英語です。 ・Please enter the work record displayed on the screen. (画面に表示されている作業実績をご記入下さい。) 「work record」で「作業実績」となります。「作業実績」はいくつ生産したかや何時間働いたかという過去の「記録」なので「record」が使われています。

業務実績の英語

次は「業務実績」という英語です。 ・He has work experience at McKinsey (彼にはマッキンゼーでの業務実績がある) 「work experience」で「業務実績」となっています。「業務実績」は過去にどんな業務を経験してきたかを表す言葉です。例文では「マッキンゼー」という会社での業務「経験」について話されているので「experience」が使われています。

施工実績の英語

最後は「施工実績」という英語です。 ・There is also a construction result of the 60-story building. (60階建てビルの施工実績もございます。) 「construction result」で「施工実績」となります。「施工実績」は過去に行ってきた建設工事の事実を述べるだけなので「result」を使います。

まとめ

まとめ

「業績」という英単語は6つもありましたが、それぞれの単語の他の訳し方が理解できれば使い分けもできるようになります。 また紹介した例文の中では「result」が多かったですが「経験」「偉業」「能力」などのニュアンスがない限り多くの場合「result」が使われるので、これも覚えておきましょう。


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