最高裁の意義とは?

最高裁は日本における司法機関の最高峰に当たります。一般的には地裁などの判決で不服や異議があった際、高裁で再度審理が行われ、高裁でも決着しなかった場合に最後に判断が委ねられる場所とされています。 実のところ最高裁は、事件の事実関係の調査よりも、憲法違反や法令違反を見定める場所だとされています。通常であれば、多数の証拠が最初の裁判に提出されてないことが判明した時点で、最高裁が再審に取り組んでいてもおかしくないはずです。 ところが「大崎事件」に限っては、3度目の再審請求でなぜか最高裁が事実関係を検討し、前例のない地裁および高裁の判断を覆す再審取り消し決定を行いました。 最高裁は重要な司法機関ですが、今回の問題で存在意義に疑問が持たれるようになりました。

冤罪事件はなくならないのか

司法が発達した現代においてすら、冤罪事件の発生が後を絶ちません。冤罪が起こる背景には、無実の人が犯罪を行ったという誤解や思い込み、そして捜査機関などの不透明さが原因として挙げられます。 特に警察と検察などの捜査機関の不透明さは、違法捜査や違法取り調べに繋がるので、そこから自白強要による冤罪の温床になりかねません。虚偽の密告が発生する司法取引も同様です。 冤罪事件をなくすためには、捜査機関や司法機関の制度改革、そして司法制度の見直しが必要不可欠です。