感染を恐れる妊婦の人々

日本産婦人科感染学会では最新の情報を取りまとめ、新型コロナウイルスが妊婦へ感染した場合のリスクについて説明しています。 妊婦の多くは妊娠すると新型コロナウイルスに感染しやすいのか、感染すると重症化しやすいのか、胎児への影響はないかといった不安を感じています。同学会や厚生労働省ではこうした妊婦の心配に対し、妊婦以外の人に比べ特別リスクが高くなるといったデータはないと説明しています。

胎児への影響は未知数

現時点で新型コロナ感染によって、胎児の異常や、流産、早産、死産といった例は報告されていませんが、子宮内の胎児が新型コロナに感染したと疑われる例があったとも公表しています。 妊婦が新型コロナに感染した場合は重症化しやすいといわれますが、それは新型コロナ以外の肺炎でも同じことで、特別な対策を講じる必要はなく小まめな手洗いや人混みを避けるといった健康管理を徹底するよう呼びかけています。

母子感染などの明確なデータは未だなく

新型コロナ感染による母子感染の明確なデータは今のところ報告されていません。一部の例として報告されているのは、ニューヨークで陽性反応のあった妊婦43人が出産した新生児に検査を行ったところ新型コロナの感染は確認されなかったとする事例があります。