「金字塔」の意味や使い方を解説!英語例文も紹介します!

ビジネス用語

2019年4月27日

「金字塔」という言葉をニュースや新聞で見聞きしたことがある、という人は多いでしょう。しかし「なんとなくすごいこと」というニュアンスは理解できても、具体的な意味まではわからないものです。今回ビジキャリでは「金字塔」の意味や由来、類語や使い方などについて解説します。似た言葉との意味の違いや英語表現についても解説しますのでぜひ参考にしてください。

「金字塔」の要約

  • 意味:「後世に残る偉大な業績や作品」
  • 由来:「エジプトのピラミッド」
  • 例文:「ジョージ・ルーカスは「スター・ウォーズ」というSF映画界の金字塔を打ち立てた。」
  • 類語:「偉業」「快挙」「功績」
  • 英語:「momument」

金字塔とは

金字塔はビジネスの場面にとどまらず、いろいろな日常の場面でも使うことができます。しかし言葉は知っていても意味を説明できない方が少なくありません。 以下では、金字塔の読み方や具体的な意味、由来に関して説明します。金字塔を適切な場面で使えるようにしましょう。

金字塔の読み方は「きんじとう」

金字塔の読み方は「きんじとう」です。 読み方のポイントはまずアクセントの位置です。「塔」にアクセントを置きましょう。よくある間違いは、「金」の部分を強く読んでしまうことです。また、「金」を「きん」ではなく、「かね」と読んでしまうミスもよく見られます。 正しい使い方は正しい読み方が前提です。「きんじとう」と声に出して読んでみて、しっかり学習しましょう。

金字塔の意味は「後世に残る偉大な業績や作品」

金字塔には「後世に残る偉大な業績や作品」という意味があります。 ビジネス、スポーツ、音楽などジャンルを問わず、人類の文明や文化に対して、後世まで大きな影響を与える業績や作品が現れた時、それらを賞賛する場合に用いることができます。 「永久不滅に称え続けられる」というニュアンスがあり、相当優れた業績や作品でなければ「金字塔」という言葉は当てはまらないため、多用することはおすすめしません。

金字塔の由来

金字塔の由来はエジプトのピラミッドです。 ピラミッドは言うまでもなく人類の歴史上最も偉大な建造物のひとつです。「金」の字の形をした塔であるため、金字塔と呼ばれ、今の「後世に残る優れた業績や作品」という意味で使われるようになりました。 「貴重な金属である金を使った文字が記された塔」を金字塔の由来だと勘違いしている方も少なくありませんが、本当の由来は「金属の金」ではなく「漢字の金」です。

金字塔の類語

金字塔の類語には、偉業や快挙・功績があります。それらの類語と金字塔は「優れた業績」という共通の意味がありますが、ニュアンスに違いがあります。 ここでは金字塔と偉業・快挙・功績の違いについて、特に用いられる例文もまじえて、具体的に解説していきます。

偉業

金字塔と類義語の偉業には、以下の例文のようなニュアンスの違いがあります。

例文

  • ピラミッドは建築物の金字塔だ。

例文

  • ピラミッドを建てたのは人類の偉業だ。

前者は「ピラミッドそのもの」に対して称賛していますが、後者は「ピラミッドを建てるという人類の行為」に対して称賛しています。つまり金字塔とピラミッドには、作品や業績そのものを称賛するか、その作品や業績を残した行為自体を称賛するかの違いがあるのです。

快挙

金字塔の類義語である快挙には、以下の例文のようなニュアンスの違いがあります。

例文

  • ピラミッドは建築物の金字塔だ。

例文

  • ピラミッドの論文で賞を獲る快挙を成し遂げた。

金字塔は作品や業績そのものに対して称賛していますが、快挙は偉業と同じく作品や業績を残した行為に対して称賛しています。しかし、快挙は偉業と違って「後世にまで大きな影響を与えるレベル」というニュアンスは含まれていません。

功績

金字塔と類義語の功績には、以下の例文のようなニュアンスの違いがあります。

例文

  • ピラミッドは建築物の金字塔だ。

例文

  • 彼にはピラミッド研究チームをサポートした功績がある。

金字塔は作品や業績そのものに対して称賛していますが、功績は快挙と同じく作品や業績を残した行為に対して称賛しています。しかし、功績は快挙と違って「他人の役に立った」というニュアンスが含まれています。

金字塔の使い方と例文

金字塔の意味は「将来まで大きな影響を及ぼした作品や業績」ですが、「金字塔を打ち立てる」といった言い方が使用される場合もたびたびあります。 以下では金字塔の詳細な用い方について、特に用いられる例文をまじえて解説します。いろいろな場面で金字塔が適切に使えるようしっかり覚えましょう。

金字塔を打ち立てる

「後世に長く伝わる偉業を成し遂げる」という意味で、「金字塔を打ち立てる」という表現がよく使用されます。主に以下の例文のような形で使うことが多いです。

例文

  • ジョージ・ルーカスは「スター・ウォーズ」というSF映画界の金字塔を打ち立てた。

例文

  • イチローは日米野球界に偉大なる金字塔を立てた。

また「金字塔を立てる」という表現を用いることもできますが、どちらにしろ相当な偉業でなければ使用できない言葉です。

○○における金字塔

金字塔は「金字塔を打ち立てる」という表現で使われることが多いですが、もちろん以下の例文のように単独で用いることもできます。

例文

  • 森鴎外は近代文学における金字塔といわれる作品を数多く生み出した。

例文

  • 今の文明において金字塔といわれる発明品はスマートフォンだろう。

音楽や文学、発明品などジャンルを問わず、時代が下ってからも語られる優れた実績について述べる場合に金字塔を用います。

金字塔の英語は「monument」

金字塔の英語は「monument」です。主に以下の例文のように用います。

Sound Listen the english sentence

This work is the monument of the Chinese literature.

この作品は中国文学の金字塔だ。

Sound Listen the english sentence

He accomplished a monumental work.

彼は金字塔を打ち立てた。

ちなみに「金字塔を打ち立てる」の英語は「accomplish a monumental work」となります。

まとめ

金字塔という言葉は「後世に残る偉大な業績や作品」という意味で、知っているといろいろなシーンで役に立ちます。 「金字塔を打ち立てる」などの表現の使い方や偉業・快挙・功績といった類語との違いをきちんと覚え、使い方をマスターして、自分の言いたいことを正確に相手に伝えられるようにしましょう。


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