新型コロナウイルスによる患者増加

4月9日時点で、東京都にて181人もの新型コロナウイルス感染者が確認されました。前日には144人を記録し、もはや100人を超えることは珍しくない状況です。 「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船客を除いても、累計で5,000人を超えるほど感染が広がっています。そして患者が増えるということは、医療従事者の負担がそれだけ増えることを意味します。

医師・看護師ともに人手不足

新型コロナウイルスの検査数や陽性患者の増加に伴い、医療現場の人手不足が深刻化してきました。 元々コロナウイルスを検出するPCR検査は経験や集中力が必要であり、誰でも簡単にできるわけではありません。つまり元々検査できる医療者も多くはなく、感染者拡大に比例して手がまわらなくなっています。 医師や看護師、臨床検査技師の人員が常に募集されているなど、医療現場はまさにギリギリで持ちこたえている状態です。

医師会は「医療的緊急事態宣言」

公益社団法人東京医師会は6日、感染者数増加や病院内感染、医療品不足による「医療崩壊」を防ぐために「医療的緊急事態宣言」を発表しました。

「都民への外出自粛」「都行政の現場への強力な指示」「医療従事者への感染予防呼びかけ」「地域、地区行政への医療体制構築と連携」

の4つを掲げています。 会見で尾崎治夫会長は強い危機感を表し、都民への6週間の自粛や東京都の施策実施を訴えました。