「合わせる顔がない」の正しい意味や使い方を解説します!

ビジネス用語

2019年3月3日

「合わせる顔がない」という言葉をご存知でしょうか。この「合わせる顔がない」という言葉は、申し訳ない気持ちを表現する時に使用されます。本記事では使い方を例文を紹介しながら解説いたします。また、「合わせる顔がない」の類義語や英語表現も合わせて紹介いたします。

「合わせる顔がない」の要点

  • 意味は「恥や謝罪の気持ちからその人に会いたくないと思う」
  • 例文は「会社を無断で休んだことがバレたので、上司に合わせる顔がない」
  • 類語は「面映ゆい」「きまりが悪い」「ばつが悪い」
  • 英語は「too ashamed to see」

「合わせる顔がない」の意味、使い方、例文

「合わせる顔がない」という言葉をご存知でしょうか。言葉は聞いたことがあっても、実際に使ったことがないという方は多いようです。 「合わせる顔がない」はどういう意味になるのか、どういう時に使う言葉なのかだけでなく、使い方や例文もご紹介します。「合わせる顔がない」言葉の意味や使い方を知っておいて、当てはまる状況になった時に使えるようになっておきましょう。

「合わせる顔がない」の意味は「恥や謝罪の気持ちからその人に会いたくないと思う」

「合わせる顔がない」とは「恥や謝罪の気持ちからその人に会いたくないと思う」という意味です。 何か失敗をしてしまい、申し訳なくてその人に面と向かって会うことが出来ない、直接会うのが恥ずかしいという時に使うことができます。 「合わせる顔がない」は「面と向かい合うのを避けたい」という意味が込められています。つい「合わせる顔がない」と間違えてしまいがちですが、「合わせる顔がない」で正解です。この言葉は決して、顔を合わせないことを正当化する言葉ではありません。 今は恥ずかしい、申し訳ない気持ちが上回って直接会うことはできないが、ゆくゆくは直接会って謝りたい。そんな気持ちを表す言葉として「合わせる顔がない」が当てはまります。

「合わせる顔がない」の使い方

「合わせる顔がない」は、真剣に謝罪する場合でも、軽く申し訳ない気持ちを表現する場合でも使うことができます。 「合わせる顔がない」の使い方のポイントは、主体はあくまで話し手で、対象とする相手がいるということです。「母親に」「部長に」「彼女に」などの相手がいれば、その後に「合わせる顔がない」と付け加えて表現することが出来るでしょう。 「合わせる顔がない」という言葉は文章などで気持ちを表現する目的で使用します。「公の謝罪文」「ビジネス文書の謝罪文」「小説の慣用句」などで使われることが多く、その場に合わせて謝罪したい相手が変わります。より親しい間柄を対象にする場合は、「合わす顔がない」と少しフランクな言葉に言い換えることも可能です。

「合わせる顔がない」の例文

「合わせる顔がない」の意味と使い方を説明したので、次は具体的な「例文」についてご紹介します。

例文

  • 会社を無断で休んだことがバレたので、上司に合わせる顔がない
  • 自信を持って勧めた株が大損して、お客様に合わせる顔がない
  • 不注意で大怪我をして試合に出れなくなったため、コーチに合わせる顔がない

例文からも、「合わせる顔がない」が様々なシーンに対応しているのが分かります。 また、略して「合わす顔がない」と言うこともあり、次のような例文になります。

例文

  • 道でばったり元カノと会って、合わす顔がなかった
  • 友人と大げんかしたので、今は合わす顔がない

「合わせる顔がない」の類語や英語

「合わせる顔がない」には似た意味の言葉があり、「類語」として分類されます。若干の意味やニュアンスの違いはありますが、その部分も合わせてご紹介します。 また、「合わせる顔がない」を「英語」ではどのような表現になるのでしょうか。ビジネスで英語を使う方、英文などを読む方は参考にしてみて下さい。

「合わせる顔がない」の類語は「面映ゆい」「きまりが悪い」「ばつが悪い」

「合わせる顔がない」の類語には「面映ゆい」「きまりが悪い」「ばつが悪い」があります。 ・「面映ゆい」(おもはゆい) 人前で褒められた時の照れ隠し、恥ずかしい時に使う言葉です。「映ゆし」という言葉が語源で、この言葉自体に「きまり悪く恥ずかしい」という意味が込められています。 ・「きまりが悪い」 相手に対して面目が立たない、恥ずかしいという気持ちを表す言葉です。「きちんと整っていない」という意味もあります。 ・「ばつが悪い」 過去の行為、今の状況が不自然で居づらい、気まずい状態を表す言葉です。「ばつ」は「場都合」が由来という説が有力です。 それぞれに若干の意味の違いはありますがこれらの類語も知っておくと、別の表現方法として使い分けることができます。

「合わせる顔がない」の英語は「too ashamed to see」

「合わせる顔がない」を英語にすると「too ashamed to see」となります。 too ashamed to seeは「あまりにも恥ずかしい」と解釈され、「too + 形容詞 + to + 動詞(~すぎて…できない)」構文が使われています。そこに「ashamed(恥ずかしい)」と「see(会う)」の単語が加わることで「合わせる顔がない」となります。

Sound Listen the english sentence

too ashamed to see

あまりにも恥ずかしい

また「合わせる顔がない」は「can't face~」や「have no face~」の構文でも表すこともできます。どちらも「合わせる顔がない」と訳すことができますが、can'tやhave noは強い否定になるので、ビジネス面での文章としては適しません。 「合わせる顔がない」により近いイメージを英語で再現するのであれば「too ashamed to see」が適切でしょう。

まとめ

「合わせる顔がない」の意味や使い方や例文、類語や英語での表現方法をご紹介しました。意味を知っておくことで、公の謝罪やビジネス書面での謝罪を礼儀正しく行うことができます。 「合わせる顔がない」という言葉は誰かと直接会いたくない、対面したくない時にパッと表現できると「教養がある人」とみなされやすいです。日本語を正しく使うことは、ビジネスシーンだけでなくプライベートでも印象よく見られますので、言葉のボキャブラリーを増やすためにも使いこなせると良さそうです。


関連記事