犯人特定が難航した

事件発生からほどなくして、茨城県警による捜査が始まります。2004年2月4日に茨城県土浦町の空き地で、女子学生のものと見られる自転車も発見されました。自転車には鍵がついたままで、スタンドを立てた状態で置かれていたといいます。 しかし被害者女性の足取りはその後つかめず、犯人の特定は難航しました。恋人だった男子学生にも疑いの目が向けられましたが、犯人でないことが証明されています。

懸賞金で200万円がかけられた

「茨城女子大学生殺人事件」の発生から3年が過ぎても、茨城県警は容疑者を特定することができずにいました。業を煮やした被害者両親は2007年に犯人逮捕につながる情報提供をしてくれた人に対し、自費で懸賞金200万円をはらうことに決め公表します。 それから遅れること1年、検察庁も「茨城女子大学生殺人事件」に対し公的懸賞金制度を適用すると発表しました。しかし公的懸賞金制度が終了する2014年までに、犯人を逮捕することはできませんでした。

茨城女子大学生殺人事件の犯人

(画像:Unsplash

「茨城女子大学生殺人事件」の犯人が逮捕されたのは、2017年9月のことでした。そして犯人逮捕により、共犯者が2名いたことが明るみに出ます。 1名の共犯者は2019年1月に逮捕されましたが、残る1名はまだ捕まっていません。ここでは「茨城女子大学生殺人事件」の犯人について、詳述します。

捜査の結果ランパノ・ジェリコ・モリら2名のフィリピン人が犯人とされた

「茨城女子大学生殺人事件」の被害者女性の遺体にはわずかながら犯人の体液が残されており、DNA鑑定が行われていました。 さらに茨城県警に寄せられた情報の中に、「フィリピン人男性が事件の関与をほのめかしていた」というものがあり裏付け捜査を始めます。 容疑者が事件当時茨城県土浦市に居住していたことを突き止め、任意同行を求めます。そしてDNA鑑定の結果、フィリピン国籍のランパノ・ジェリコ・モリを逮捕します。そして知人男性2名も共謀しているとして、逮捕状を請求しました。