貯水タンクを調査すると腐敗したエリサラムの遺体が浮いていた

宿泊客からのクレームを受けて2013年2月19日、セシルホテルの保守担当者は貯水槽の点検に向かいました。そして客室やキッチン・コーヒーショップの水を供給していた貯水槽の中に、エリサ・ラムさんの遺体が浮いているのを発見したのです。 エリサさんの遺体はすでに腐敗が始まっており、体色が変色し皮膚の分離も見られる状態でした。遺体は全裸で、ルームキーや腕時計も一緒に浮いていたそうです。 水の味や色の変化は、彼女の遺体が原因であったことは明白でした。

エリサ・ラム事件の捜査

エリサ・ラムさんがロサンゼルス市警に通報した2013年1月31日以降、失踪事件として捜査は始めていました。しかし同年2月19日にエリサさんの遺体が発見されたことで、殺人を視野に入れた捜査に切り替わります。 ここでは「エリサ・ラム事件」におけるロス市警の結論と、噂される説について詳述します。

エレベーターでの奇妙な動きが話題に

2013年2月14日にロサンゼルス市警は、セシルホテルで最後に撮影されていたエリサ・ラムさんの映像公開に踏み切りました。このエレベーターの監視カメラによって録画されていた映像が、世間の関心を集めたのです。 そこにはエリサさんが何度もエレベーターを出入りし、外の廊下にいる誰かに話しかけたり中に身を隠したりする様子が映っていました。また自分が下りるのではない、色々なボタンを押した後でエレベーターを後にしたのです。

目立った外傷がなく事故死とされた

「エリサ・ラム事件」の舞台となったセシルホテルでは、過去に殺人事件が起こっていました。そのためロサンゼルス市警は殺人も視野に入れながら捜査を行い、エリサ・ラムさんの遺体はロサンゼルス郡検視局で司法解剖されます。 エリサさんの遺体には目立った外傷はなく、ロサンゼルス郡検視局は2013年6月に「死因は不慮の事故によるもの」という検視報告書を発表しました。これによりロサンゼルス市警は事故死と結論付け、捜査を終わらせたのです。