「頭を下げる」は恥ずかしいこと?ビジネスマンとして出世する人は「頭を下げる」

ビジネス用語

2019年3月13日

「頭を下げる」とは単に感謝や敬服を表すものではありません。そこには様々な意味や効果があります。「頭を下げる」ことでその人の印象も丁寧で謙虚な人という印象にもなります。今回の記事では社会人として生きていく上で必須の「頭を下げる」に関して詳しく解説していきます!ぜひご一読ください!

「頭を下げる」の意味は「感謝する、敬服する」

頭を下げる=謝罪だと思う人は少なくありません。確かに謝罪するときに頭を下げることは多いですが、もともと「頭を下げる」のは感謝や敬服の気持をあらわすため。 頭を下げ感謝の気持ちや尊敬の気持を示せば、相手も嬉しく感じてくれるので、人間関係にもプラスの影響があります。 頭を下げることに抵抗感を持つ人も少なくないですが、会社で出世しいていく人ほど頭を下げ上手くコミュニケーションを取っているとも言われます。 頭を下げる本来の意味を考えれば、謝罪以外のシーンで頭を下げるのは、おかしいことではないのです。

「頭を下げる」と良いこと

頭を下げることへの嫌悪感から、やたら頭を下げずその場をやり過ごそうとする人もいるでしょう。しかし頭を下げるのは相手への感謝や尊敬の気持ちを伝えるため。 頭を下げられて嫌がる人は少なくても、頭を下げてもらえず不愉快に感じる人は多いです。人間関係を円滑にするため、頭を下げることは特にビジネスシーンである程度必要だと言えます。 ここからは頭を下げることのメリットを3つ、解説していきますので、頭を下げるのが苦手な方もぜひ参考にしてくださいね。

丁寧かつ謙虚な印象を与えられる

人に何かしてもらった時、頭を下げず「ありがとうございます」と言うだけでは少々物足りなく感じる人もいます。 もちろん、感謝の言葉を言うのは必須ですが、ビジネスシーンで丁寧さや謙虚さを相手に印象付けるには、さらに分かりやすく感謝の気持ちを伝えることが大切。 感謝の言葉と共に頭を下げれば、相手への敬意を示すこともできるので、相手からの印象もさらに良くなるでしょう。 一方相手から何かしてもらったのにお礼の言葉もない人は、失礼な人だと思われ相手から非難されることもあります。 頭を下げるのは卑屈な人だけだと思っている人も少なくありませんが、頭を下げることで相手から「きちんと謙遜できる人」と思われ逆に周りから尊敬されることも少なくありません。

良い人間関係が築ける

人と会話をした後や、道を譲ってもらった時など、ふとしたシーンで頭を下げれば、相手からの印象がよくなります。 頭を下げることで、相手と一緒に時間を過ごせたことへの感謝をはっきり示せるので、感謝の言葉を聞き取ってもらえず上手く伝わらないという事態は防げるでしょう。 また、頭を下げれば丁寧な人だという印象を持ってもらえるので、周りの人から仕事の面でも信頼されやすくなります。 人事評価でコミュニケーション能力が重視される現在、周りの人に信頼される存在になれば、出世にもプラスの影響があるでしょう。

相手への感謝の気持ちで自分も満たされる

ビジネスの中にはいろんなシーンがありますので、本意ではなく口先だけの感謝をした経験のある方は多いでしょう。 もし感謝の気持ちがあっても言葉は自分変えることが出来るので、自分が本当はどう感じているのか、分からないこともあります。 しかし感謝の意を込めて頭を下げるのは、感謝の言葉を伝えるより少し気力を使う行為です。頭を下げ、感謝の気持ちを行動で示せば相手への感謝が自分ではっきり感じられるので、自分の心も満たされます。 さらに、他人に感謝をすることで「自分は良いことをした」と感じ自分に自信が持てるようになります。 自分に自信がつけば卑屈な気持ちがなくなり、周りの人ともよりフラットに接することが出来るようになるでしょう。

「頭を下げる」ことができない人の心理

頭を下げることで、人間関係が円滑になり仕事での評価も上がります。 しかし頭を下げることにどうしても抵抗感を持っている方は多く、相手に言われるまでかたくなに頭を下げない、という人も少なくありません。 どうして頭を下げて感謝の気持ちを占め得る人が少ないのか、ここからは頭を下げることが出来ない人の心理について見ていきます。

自分の方が相手より偉いと思っている

頭を下げるのは、相手への尊敬や敬意を示すため。つまり頭を下げることは、相手を立てる行為でもあるのです。 自分に自信のある人なら、抵抗なく相手を立て、素直に感謝の気持ちを伝えられるのですが、自分の立場をいつも気にしている人は、「相手を立てることで自分の評価が下がるのでは」と不安に感じてしまいます。 また、いつも偉そうにしている人は頭を下げ一瞬でも相手を立てることを嫌がり、なるべく頭を下げずその場をやり過ごそうとします。 人の価値観はそれぞれですが、頭を下げる=負けだと考えている人は、頭を下げる行為が人間関係に良い影響を与えることを受け入れられず、謝罪が必要なシーンでも頭を下げるのを嫌がります。

「頭を下げる」の例文

頭を下げる、という言葉を使った例文を3つ紹介していくので、使い方の参考にしてください。 ・彼は自分の過ちに気づき、急いで頭を下げた。 これは謝罪の意味での用法です。頭を下げる、という行為は基本的に感謝や敬意を示すので、謝罪の意味で使う場合は謝罪に至った経緯も文章内で説明することが大切です。 ・あなたの頑張りには頭を下げずにいられないよ。 これは尊敬の意味での用法になります。相手のどんなところを尊敬しているのか、文章内ではっきり伝えることで意図が伝わりやすくなります。 ・私が質問に答えると、部下はありがとうございますと言って頭を下げた。 これは感謝の意味で頭を下げた時に使えます。感謝の気持ちをはっきり伝えるためには「ありがとうございます」など感謝の言葉と共に「頭を下げる」を文中に入れるのが効果的です。

「頭を下げる」の類語

頭を下げる、の類語は多数ありますが、ビジネス文章の中で使いやすいのは以下の3つです。 ・謝意を示す 感謝の気持を伝えたいときに使える表現です。固めの言葉なのでオフィシャルな場でも使えます。 ・深々と礼をする より丁寧に感謝の気持ちを示したいときに使える類義語です。「丁寧にあいさつをする」というニュアンスでも使えます。 ・お辞儀をする 相手に尊敬の気持ちを示すときに使える言葉です。立場が上の方と接するシーンでも使えます。

「頭を下げる」の英語はbow

英語で「頭を下げる」に当たる表現は「bow」ですが、特に欧米では頭を下げる文化があまりないため、実際にbowを使うシーンはそう多くないでしょう。 しかし、日本のビジネスに関する説明の中でbowを使う必要が出てくることもあります。 役立つ例文としては、 He politely bows to the teacher. (彼は先生に対し丁寧に頭を下げます) などがあります。 「bow」は人に感謝や敬意を示すため頭を下げる行為を指しますので、謝罪の時には使わないよう注意が必要です。

まとめ

頭を下げることには、感謝や尊敬の意味があります。 今まで謝罪するときしか頭を下げてこなかったという人も人間関係を円滑にするため、積極的に態度で感謝の気持ちを伝えましょう。


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