傍若無人の読み方は「ぼうじゃくぶじん」

「傍若無人」は「ぼうじゃくぶじん」と読みます。「ぼうじゃくむじん」と間違って読まないようにしましょう。 「無人」の読みとしては「ぶにん」「むにん」「むじん」の三とおりがありますが、「ぶじん」という読みはなく「ぶじん」と読むのは「傍若無人」という四字熟語になった場合のみです。

傍若無人の意味や由来

次に「傍若無人」の意味や由来を見てみましょう。 「傍若無人」は比較的日常でもよく使われる言葉ですから、わかったつもりになっている場合が多いですが、その由来や意味に関して意外に知られていない部分もありますので、気を付けましょう。

傍若無人の意味は「人前ではばからず勝手に振る舞う」

「傍若無人」の意味は「人目をはばからず、勝手な振る舞いをする様」です。主に人に迷惑を掛ける行為に対して使われることが多く、その行為を非難するニュアンスが強い言葉です。 「傍若無人」は「傍(かたわ)らに人無しが若(ごと)く」と読めますので、その読みからもほぼイメージはつかめますね。 ただ気を付けたいのは「傍若無人」にはネガティブな意味だけでなく、「あまりのショックに人目を気にする余裕もない様子」を意味する場合も希(まれ)にあることです。

傍若無人の由来は史記刺客伝

「傍若無人」の由来は古代中国の司馬遷(しばせん)によって編纂(へんさん)された史記刺客伝にあります。「刺客」というのは暗殺者、今でいうテロリストです。 刺客である荊軻(けいか)という人が毎日のように悪友と酒を飲み騒いでいた有様を、「周りに誰も人がいないかのようだ」という意味で「傍若無人」と表現されたのです。 これだけ見ると荊軻という人は大変悪い人のようですが、実は沈着冷静で読書を好み各地の優れた人と交流があった人のようです。