未解決事件となった

最終的にパラコート連続毒殺事件は、未解決事件となりました。 犯人逮捕につながる手掛かりがほとんどなかったために、容疑者の存在さえ浮かび上がることはありませんでした。また毒入り飲料はいつ自動販売機に置かれていたのかも不明であり、目撃情報もありませんでした。 12名もの死者を出した恐ろしい事件は、犯人像を絞ることもできないまま解決の兆しすら見せることなく終息しました。

自作自演や模倣の犯行なども増加した

パラコート連続毒殺事件が全国的に話題になると、自作自演や模倣の犯行なども増加していきました。 クラスメイトに心配してほしかった中学生や、自殺を図った中学生などは自ら飲料に毒を混入しています。 また自作自演だけでなく、会社のお金を使い込んだ女性による毒殺未遂などの模倣犯もありました。中には飲料に石灰硫黄合剤が含まれていたという事件が発生しましたが、「変な味がする」と警察に訴えがあり大事には至りませんでした。

類似の事件

飲料に毒物を混入するという恐ろしい事件は、パラコート連続毒殺事件以外にも何件か起きています。 類似の事件どこで起こったのか、またどのような事件であったのか、その概要や犯人などを詳しく見ていきます。

青酸コーラ無差別殺人事件

青酸コーラ無差別殺人事件は、パラコート連続毒殺事件よりも8年も前に起こった事件です。 事件は東京や大阪などで発生し、青酸ソーダが含まれていたコカ・コーラが公衆電話に置かれていました。この事件も犯人は不明なままでしたが、事件以降飲料のキャップや缶のふたなどが一度開栓したことがわかるように工夫されるようになりました。 また青酸コーラ無差別殺人事件は立て続けに何件か発生していますが、すべての事件が同一犯かどうかはわかっていません。