オロナミンCやコーラなどに混入していた

パラコートが混入されていたのは、主にオロナミンCやコーラなど、炭酸により毒の味がわかりにくいものでした。中にはコーヒー飲料もありました。 自動販売機から間違って余分に出てきたと勘違いした人々は、疑うことなく飲んでしまいました。 中には「毒入りに注意」などという警告文が貼ってあった飲料もありました。また飲んだ後に異臭がするなどの異変を感じた人もいたそうです。

飲んだ人々が次々と死亡。死者は12人にも及ぶ。

臭いや味などに異変を感じたものの、そのまま飲んでしまった人々は次々に死亡してしまいました。この事件による死者は12人にも及びました。 犠牲者の年齢や性別、職業などはバラバラで共通点はなく、特定の人物が狙われたということはありませんでした。また毒入り飲料が置かれている地域も一か所だけではなく、三重県や京都府、宮城県など全国に及びました。 手口がすべてに通っていたため、無差別連続殺人事件であると世間を震撼させました。

パラコート連続毒殺事件の犯人

パラコート連続毒殺事件を起こした犯人は、いまだ捕まってはいません。すべての犯行が同一犯かどうかも不明のままです。また自作自演や模倣犯なども多く現れました。 なぜ犯人が捕まっていないのか、自作自演の事件とはどのようなものだったか、事件後を詳しく見ていきます。

犯人は判明せず

パラコート連続毒殺事件の犯人は、結局判明することはありませんでした。 事件は手口や混入された毒物などの共通項からみて、同一犯の可能性が高いと判断されていました。全国に広がりを見せたために大規模な捜査網が敷かれましたが、犯人を示唆する決定的な証拠を見つけることはできませんでした。 使用された毒物が18歳以上で印鑑さえあれば誰でも購入可能であったことや、当時自動販売機の周辺には監視カメラが全くと言っていいほど設置されていなかったことが理由にあげられます。