パラコート連続毒殺事件の概要

パラコート連続毒殺事件とは、自動販売機に置かれていた飲料に除草剤であるパラコートが混入されていた事件です。 毒入り飲料を飲んだ人々は次々と死亡し、死者は12人にも及びました。混入されていた毒物や、飲んでしまった経緯などを詳しく解説していきます。

自動販売機に毒物入りの飲み物が置かれていた

自動販売機に毒物入りの飲み物が置かれおり、自動販売機で飲料を購入した人々は「2本出てきた」「誰かが取り忘れた」と勘違いし飲んでしまいました。 当時はまだ飲料のキャップが一度開けたものかどうか、見ただけで判別することは困難でした。そのため購入したものと同じ銘柄の飲料であれば、どちらが出てきたものなのか判断が付きませんでした。 そのため、人々は疑うことなく毒入りの飲料を飲んでしまいました。

毒物はパラコートと呼ばれる農薬

毒物として使用されたのは、パラコートと呼ばれる農薬でした。 パラコートは木を枯らさずに草だけを枯らす除草剤で、即効性が強いわりに持続しないためまいた後すぐに作物を植えることができました。当時18歳以上であればだれでも購入できたので、一般的に使用されていました。 パラコートは致死量は15CCの恐ろしい毒物でもあり、自殺や他殺事件などを多く引き起こしていました。しかし、その入手経路を特定することは困難でした。