「色眼鏡で見る」の意味や由来などを徹底解説します!さらに例文や英語表記まで紹介!

ビジネス用語

2019年3月13日

「色眼鏡で見る」という言葉をご存知でしょうか。この言葉は、先入観や偏見に支配された見方で物事を判断することという意味を持った言葉なのです。本記事ではこの言葉本当の意図や使い方を例文を使いわかりやすく解説いたします。また、この言葉の由来や英語の表記についても紹介します。

「色眼鏡で見る」の意味と語源

「色眼鏡で見る」とは、「先入観や偏見に支配された見方で物事を判断すること」を意味する言葉です。 普通の眼鏡は透明なので、グラスを通しても周りのモノの色をそのまま見ることができます。一方、色眼鏡の場合、グラスの部分に色がついているので、グラスを通すと周りのモノの色をそのままみることができません。 この意味が転じて、「先入観や偏見などにもとづいて物事を判断する」という意味となりました。

「色眼鏡で見る」の意味は「偏見を持って人や物事を見たり評価すること」

「色眼鏡で見る」の語源

「色眼鏡で見る」の使い方と例文

「色眼鏡で見る」は話し言葉として用いることは稀で、主に書き言葉で用いられます。 色眼鏡で「見る」の「」の中の部分には、「判断する」などの動詞を入れ使用することもあります。 色眼鏡で見るの用法として、「色眼鏡」という言葉の後に、「目的語(〰を)」が入る場合がある点に注意が必要です。

「色眼鏡で見る」はマイナスなイメージで使用される

色眼鏡でみるという言葉は、ネガティブなイメージがある言葉です。 「色眼鏡で人をみるな」と言われた場合、あなたは先入観や偏見で物事をみているということになります。 自分の価値観と他人の価値観は当然異なります。自分と他人の価値観が違うことを前提として、自分の価値観が間違っていないかどうかを常に自省することが、色眼鏡で物事を判断しないためには必要です。

「色眼鏡で見る」の例文

色眼鏡で見るは次のように使われます。 ・「色眼鏡で物事を見るのはよくないことだよ。」 ・「色眼鏡で人を判断するのは、本質を見失ってしまうよ。」 このように、ネガティブな意味の文脈で用いることがポイントです。

「色眼鏡で見る」の類語と対義語

色眼鏡で見るという慣用表現には、様々な類語があります。

「色眼鏡で見る」の類語「偏見をもつ」「先入観をもつ」

「色眼鏡で見る」の代表的な類語には、「偏見をもつ」や「先入観をもつ」があります。 偏見とは、偏った見方を意味する言葉で、先入観とは、固定観念を意味する言葉です。 偏った見方をしていては物事の本質を掴むことはできませんし、固定観念を持って物事を判断していては、正しい判断をすることができないという意味で類義語とされています。

「色眼鏡で見る」の対義語

色眼鏡でみるは、偏見に基づいて物事をみるということを意味する言葉なので、その対義語は「偏見に基づかない」ということになります。 偏見に基づかないことを意味する単語として、「無垢な」、「ナイーブな」、「センシティブな」、「無邪気な」、「天衣無縫な」といった言葉があります。

「色眼鏡で見る」の英語表記は「look at ~ from a biased point of view」

・look at ~ from a biased point of view(バイアスのかかった見方から〰をみる) point of viewは、「(物事の)見方」を意味する言葉です。その部分に、「偏見のある」という意味があるbiasedという過去分詞がかかります。これによって、「偏見のある物事の見方」という意味となります。 前置詞fromは、「〰から」という意味をもつので、「偏見のある物事の見方から」という意味を構成するのです。 そこに、「みる」という意味を持つ動詞であるlook atがついて、「〰を偏見のある物事の見方から見る」という意味になります。

まとめ

色眼鏡という表現自体は、「色のついたグラスのついた眼鏡」、「サングラス」という意味しかありません。 ここに、見るや判断するといった動詞がつくことによって、ネガティブな意味を持つ言葉になります。 実際に自分で使うときには、ネガティブな意味を持つ表現であることをきちんと理解した上で、発言したり書いたりすることが大切です。


関連記事