中村哲医師の殺害の理由

中村哲医師は何故殺害されたのか

  • 中村哲医師は何故銃殺されたのか・イスラム国の犯行か?
  • 世界各国が追悼の意を表明・国連などがテロ組織を批判
  • ペシャワール会は活動を継続・テロに屈しない姿勢を貫く

アフガニスタンで人道支援を続けていた日本人医師の中村哲医師が何者かに襲撃され死亡しました。アフガニスタンには過激な武装組織が存在し、外国人の殺害や誘拐などが頻発しています。 武装組織の中には日本人に対して政府の支援活動をしている敵とみなすグループもあり、今までも日本人のNGO関係者が殺害される事件が起きていました。

中村哲医師の殺害の概要

海外メディアの報道によると、中村哲医師を乗せた車の前に後方から来た車が割り込むように立ちふさがり、車から出てきた男らがフロントガラスに向かって銃弾数発を撃ち込みました。中村哲医師は右胸付近、腹部を撃たれ病院に運ばれる途中に死亡しました。 以下で中村哲医師殺害の概要を見てみます。

自動小銃により明確な殺意を持って殺害された

襲撃現場の目撃者証言によると複数の男らが車から降り、中村哲医師が乗る車に向かって銃撃したことが分かっています。 犯人らは中村哲医師の車が到着するのを待って発砲したとの証言もあり、「明確な殺意」を持って殺害したとみられています。 中村哲医師は助手席に座っているところを約10メートルの距離から殺傷能力の高い自動小銃で撃たれており、犯人らは中村哲医師が生きていることを知ると再び発砲し、中村哲医師は腹部に2発の銃弾を撃ち込まれ重体となりました。

計画された犯行の可能性。狙いは何か?

アフガニスタンのガニ大統領は声明を出し「武装組織によるテロ行為だ」と非難しました。現地の警察は現場の目撃証言などから、外国人を狙った「計画的な犯行」の疑いがあるとみています。 このところ武装組織が外国人を狙った計画的な犯罪が続いており、外務省も退避勧告にあたる「レベル4地域」として渡航を自粛するよう呼び掛けています。 アフガニスタンには「タリバン」や「ISIL(イラク・レバノンのイスラム国)」「ホラサーン州」といった武装組織があり反政府活動を続けています。