岡目八目(おかめはちもく)の意味や由来を解説!英語表現や傍目八目との違いまで紹介

ビジネス用語

2019年5月11日

岡目八目(おかめはちもく)の意味や由来をご存知ですか?今回のビジキャリでは岡目八目(おかめはちもく)とよく似た四字熟語の傍目八目との違いや例文・意味や英語表現まで紹介します。これを読めば岡目八目に関する知識は充分でしょう!ぜひご一読ください!

岡目八目の読み方は「おかめはちもく」

「岡目八目」は「おかめはちもく」と読みます。 よくある間違いは「おかもく」と読んでしまったり、「はちめ」と読んでしまうことです。「岡目八目」は初めて見るとどう読むのか判断がつきにくいので、あらかじめ読み方を知っておくことが大切です。

岡目八目(おかめはちもく)の意味と由来

「岡目八目」はあまり聞くことや目にすることがない言葉の1つですが、年配の方が会話や文章の中で使うことがまれにあります。そのため、教養として知っておくことをおすすめします。 この見出しでは「岡目八目」の意味と由来について説明します。特に、意味は正確に覚えておきましょう。

意味は「第三者は当事者より客観的に判断できる」

「岡目八目」は「第三者であると当事者よりも客観的に状況や物事を判断できる」という意味です。 「岡目」の「岡」には「かたわら」「当人のわきに控える立場」という意味があり、「岡目」で「当事者ではない立場で近くから状況を見ること」を指します。 誰でも自分のことになると慌てふためいて冷静な判断ができなくなってしまいますが、他人のこととなると的確なアドバイスを下すことができるものです。この人間の性質表す四字熟語が「岡目八目」です。

由来は囲碁から

「岡目八目」は囲碁に由来します。 囲碁では、自分が対局していると焦ってしまい手を打ち間違えたりしてしまうことが多々あるものです。しかし、対局者のそばに座り、第三者として見ていると「八手先まで読めてしまう」くらいに冷静になることができます。 実際には「目」は囲碁の盤の縦と横の線が交わる点を指し、自分の石で囲んだところを「地」と言います。囲碁では地の目の数が多い方が勝ちです。他人の対局では「本人の打った手よりも八目分の得をするほどの手が見えること」から「岡目八目」という言葉が生まれたという説もあります。

岡目八目(おかめはちもく)と傍目八目の違いは

「岡目八目」は「傍目八目」と表記されることがありますが、違いはありません。 両方とも「おかめはちもく」と読み、意味の見出しで前述したように「岡」には「そば」「当人のわき」ということを表します。「傍」は「そば」とも読むように、つまり「岡」と全く同じ意味です。 しかし、現在の私たちにとって「岡目」では意味が推測しにくいため、「傍目」と表記した方が読み手にとってわかりやすくなります。そのため、「岡目八目」のかわりに「傍目八目」と書かれることも度々あると覚えておきましょう。

岡目八目(おかめはちもく)の使い方・例文

続いて、「傍目八目」の使い方を例文とともに紹介します。 「第三者は当事者より客観的に判断することができる」という意味を復習しながら、実際の使用例を見てぜひ使い方のコツを掴んでください。

例文①

「岡目八目」は意見をしてくる他人を制する時に使うことができます。 ・岡目八目だからと何でもかんでも言われても、こちらは対処しきれない。 ・岡目八目なのはわかるが、自分の考えがあるのでそっとしておいてほしい。 上記のどちらの例文も、「第三者の方が当人である自分のことを冷静に判断することができるということはわかっている」と認めつつも「口を出しすぎないでほしい」と主張しています。

例文②

「岡目八目」は他人の冷静で客観的な視点が欲しい時に使うこともできます。 ・このスキルを高めたいなら岡目八目、他人のやりとりを観察するのがいい。 ・岡目八目という言葉があるくらいだから、一人専門でない人も会議に呼んでみてはどうだろうか。 「岡目八目」をプラスの意味で使う時は、上記の例文のような文脈となることがほとんどです。「第三者」に対してだけでなく、2つ目の例文のように「専門外の人」にも使うことができます。

岡目八目(おかめはちもく)の英語

「岡目八目」は英語でも慣用表現として表すことができます。 ・Lookers-on see more than players. ・Lookers-on see most of the game. 「looker-on」で「見物人」「わきで見ている人」という意味で、「lookers-on」は複数形です。「岡目八目」が囲碁に由来しているように、英語でも「players」や「game」など何かしらの勝負ごとに関わる表現となっているのが共通点です。勝負ごとの当人となると途端に冷静さを失ってしまうのは人類に共通しているのかもしれません。

まとめ

「岡目八目」は「第三者は当事者より状況や物事を客観的に判断することができる」という意味の四字熟語です。「傍目八目」という表記でも、意味は変わりません。 普段あまり使うことがない言葉ですが、特にビジネスシーンだと「岡目八目」ということが多々あるので、覚えておくと会話がスムーズに進みます。ぜひ、意味と使い方を押さえておいてください。


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