1分でわかるナンペイ事件(八王子スーパー強盗殺人事件)
1分でわかるニュースの要点
- 3人の従業員が射殺された未解決事件
- 強盗説が有力も怨恨説も消えない
- ピストルの扱いに慣れた犯人
ナンペイ事件(八王子スーパー強盗殺人事件)の概要
ナンペイ事件は発生から四半世紀を経過した現在も解決に至っていません。現場には犯人の指紋が残っていました。さらにテレビなどで何度も特集されたにも関わらず、有力な証拠が不足している事件の概要とは如何なものでしょうか。
盆踊りが開催された日の出来事
ナンペイ事件が起こったのは1995年7月です。当日は地域の盆踊りが開催されていました。女性パート従業員とアルバイトの高校生は、それぞれ夕刻からレジ打ちの勤務に就いています。 彼女らが勤務に就いてまもなく男性従業員が退社しており、店内には2人だけが勤務している状況になりました。女性従業員は勤務終了後に知人男性と食事の約束をしており、普段と変わらぬ状況で勤務していたと思われます。 店は盆踊りのため通常より1時間早く閉店しており21時頃に全ての仕事が終わりました。
ナンペイ大和田店にて従業員3名が射殺された
現場は東京都八王子市にあるナンペイ大和田店です。八王子市大和町はかつて水田地域として栄えました。 現在は住宅化が進んでおりナンペイ大和店はこの地域の中心をなす商業施設です。事件当日、閉店間際のシフトは前述の2名だけでした。そこに当日勤務指定が成されていなかったアルバイトの女子高校が合流します。 3人は閉店後の締め作業が終わり21時過ぎに私服に着替えたところ、突然男に襲撃され射殺されました。男はそのまま逃走したとみられています。