NGO「ペシャワール会」の現地代表

「ペシャワール会」は中村哲医師のパキスタンおよびアフガニスタン周辺での現地医療活動を支援するため、1983年に設立された非政府組織(NGO)です。 「ペシャワール会」の活動は当初、中村哲医師に合わせて医療を中心にしていましたが、現在では水資源問題や農業支援、インフラ設備など幅広い支援事業に着手しています。 「ペシャワール会」は現地職員の約300名以外にも、約12000名もの会員が在籍しています。

アフガニスタン政府から名誉市民権を授与

「中村哲医師」は20年以上にわたるアフガニスタンへの支援が評価されて、2019年10月にアフガニスタン政府から名誉市民権を授与されました。 アシュラフ・ガニ大統領は名誉市民権とともに、市民証も手渡し、「中村哲医師」に最大級の賛辞を述べました。 日本人への名誉国民の授与は異例です。名誉国民となった「中村哲医師」はビザ(入国査証)免除など、様々な待遇を受けられるようになりました。

アフガニスタンでの活動

中村哲医師は20年以上もの長きにわたってアフガニスタンの支援を行ってきました。中村哲医師は医療活動だけでなく、人道支援にも力を入れてきました。

医療活動

中村哲医師はパキスタン赴任後、州都ペシャワールのミッション病院でハンセン病(らい病とも呼ばれた感染症の一種)の治療に従事しました。 1989年からは山岳地帯の医療過疎地へ活動地域を広げ、貧困層に多く見られたハンセン病や結核(結核菌による感染症)などの診察も行うようになります。 中村哲医師は神経内科が専門ながら、現地の医療従事者不足を受けて、内科から外科まで幅広い医療活動を行っていました。