東京地方裁判所での第一審

東京地方裁判所での第一審判決では、主犯格の少年には懲役17年が、残り3人の少年にはそれぞれ懲役3年〜10年などの不定期刑がいい渡されました。主犯格には無期懲役が求刑されていたのにもかかわらず、あまりにも軽い刑であると判断され、すぐに控訴されることになりました。 また、犯人のうち3人は別件の婦女暴行などの件でも起訴されており、この件と合わせて有罪判決を受けています。 裁判での争点となった少のは女への殺意です。殺害当日の暴行が2時間にも及んだことから「暴行を続ければ少女が死亡することは明らかで、犯人たちもわかっていた」とみなされました。

東京高等裁判所での控訴審

東京高等裁判所での控訴審では、主犯格の少年は懲役20年、また残りの2人も5年〜9年以下の懲役が決まるなど一審よりも重い判決を受けました。犯人のうち5〜10年の実刑判決を受けていた少年のみ刑が妥当とされ、控訴が棄却されました。 控訴に至ったのは、東京地検が犯人である少年らに対する量刑不当を主張し控訴したためです。人を残酷に殺害しておきながら、たとえ未成年であったとしても、主犯格でさえたった17年の懲役はあまりにも短いと言えます。 また、少年らのうち2人も量刑不当を訴え、検察側に対抗するように控訴を申し出ました。その結果の第二審では、量刑加重となりました。

最高裁判所での上告審

最高裁に上告したのは加害者少年のうち最も量刑の軽かった少年だけでしたが、最高裁はその訴えを棄却しました。控訴審の判決を支持したためです。 少年のうち1人は量刑不当と事実誤認を訴え上告をしましたが、残りの3人は期限までの上告をすることはありませんでした。 また、東京高検も上告期限までの最高裁への上告することはなく断念しました。そのため上告をしなかった少年ら3人はそれぞれ控訴審の判決が確定しました。

実刑判決が下される

当時未成年だった少年たちには結果的に主犯格の少年には懲役20年、そのほかの少年たちにもそれぞれ懲役の実刑判決が下されました。 少女に対しての長期にわたる監禁に容赦ない暴行や凌辱などが加味され、少年たちの責任は極めて重いと判断されたためです。控訴審でも懲役を減じられることはありませんでした。 裁判所の見解としては同情すべき点が認められない、責任を大幅に減じることが相当とは言えないとの判断でした。