掲載の意味や類語とのニュアンスの違いを徹底解説!

ビジネス用語

2019年4月10日

「掲載」という言葉は日常のさまざまなところで目にし、耳にもします。しかしふと考えてみると「掲載」という言葉が持つ意味をぼんやりとしか認識していない人は多いようです。今回ビジキャリでは「掲載」の意味や読み方、類語や使い方などについて仮説します。「掲載」を使った具体的な例文もご紹介しますので。ぜひ参考にしてください。

掲載とは

掲載とは

掲載という言葉は、よく使われているためその意味を深く考える機会がないものです。 ですが、間違って読んでいたり、本来の正しい意味を知らなかったりすることもあるでしょう。ここでは、英語ではどのように言い換えられるのかについても触れながら、掲載という言葉について詳しくご紹介していきます。

掲載の読み方は「けいさい」

掲載は、「けいさい」と読みます。馴染み深い漢字ですし、難易度の高いものではありませんからそれほど読み間違える可能性はないでしょう。 「載」の字を間違えずに「さい」と読むように注意するほか、「掲」の字を「喝」と間違えて「かつ」と読んでしまわないように気をつけてください。 パッと見た時に「けいさい」であると認識できるように、他の漢字との区別をつけておいてください。

掲載の意味は「新聞などの媒体に文章などの著作物を載せること」

掲載の意味は、「新聞などの媒体に文章などの著作物を載せること」です。 これだけを聞くと、新聞や雑誌、本に論文などを載せることをイメージしがちですが、それだけではありません。媒体は紙だけに限りませんし、著作物は文だけではなくイラストや漫画などといったものも含まれます。 特に現代では、SNSなどの普及も加味しなければなりません。そこに著作物を載せることも、掲載するという行為にあたるのです。

「掲載する」の英語は「publish・plint」

掲載するという言葉は、英語にすると「publish」「print」となります。 ・I publish something in a newspaper. (私は新聞に記載する) ・I print something as an article. (私は記事として掲載する) どちらも掲載するという意味で使うことができますし、記事(article)との組み合わせが多い傾向がありますので覚えておきましょう。

掲載の類語は「記載・公刊・公表・導入」

掲載とは

掲載の類語は「記載・公刊・公表・導入」です。なぜ掲載と使い分けなければならないのか、ニュアンスの違いはどういったものなのかについて知っておくと、ボキャブラリーの幅が広がるため、ぜひ覚えておきましょう。 ここでは、類語ひとつひとつが持つ意味と、掲載との細かな違いを詳しくご紹介していきます。

掲載と記載の違い

記載は、「ある事を書物や書類に書いてのせること」という意味を持っています。 それに対して、掲載は書くことのみを意味しているわけではありません。そのため、絵や写真も対象となるのです。さらに、記載はただ単に書類に書くだけですが、掲載は「掲げる」という漢字が含まれている通り、たくさんの人の目に触れるようにするという意味も持っています。 詳細が書類に書かれている場合に、掲載ではなく記載が使われるのは多くの人に知らせるために掲げる必要がないからです。

掲載と公刊の違い

公刊は、「社会に広めるために出版すること」という意味を持っています。 それに対して、掲載は出版することのみを意味しているわけではありません。本や論文を出版することは何かに掲載することとは異なっています。公刊は、掲載することではなく刊行することに近いのです。 掲載はあらかじめ用意してある媒体に文章や絵画を載せることを指しますが、公刊は媒体そのものを生み出すというイメージを持つのが正しいでしょう。

掲載と公表の違い

公表は、「一般に対し、おもてむきに発表すること」という意味を持っています。 それに対して、掲載は何かを発表することのみを意図して文章や画像を媒体に載せるわけではありません。もちろん何らかの情報を公にするために論文を掲載するなどといったこともありますが、それが全てだというわけではないのです。 また、公表は外からの力によって明らかにされるという意味も持っています。そのため、発表するということよりも強制力がある言葉だと考えてください。

掲載と導入の違い

導入は、「1つのものを別のものの中に入れる」という意味を持っています。 それに対して、掲載は導入のように何らかの文章などの冒頭や合間に割り込むことを意味しているわけではありません。導入は掲げて多くの人に見せるという記載の本来の意味とは全く異なっていますから、使い分けはそう難しくはないでしょう。 掲載はあくまでも単体で成り立つものであり、他の物との関係性はありません。導入のように他との関係が強い言葉とは別のものです。

掲載の使い方と例文

掲載

掲載という言葉は使ってみれば、なるほど、そういうニュアンスで使われるものなのか、と納得できるものです。言葉は使ってみることでより深く理解することができるのです。なかなかピンとこない、という人も、例文を見てみれば必ず使い方がわかるでしょう。 ここでは、掲載という言葉を実際に使った例文をご紹介します。

例文①文章を新聞に載せる

「掲載」は、記事を載せる時にも使われます。 ・明日の朝刊には、私の書いた記事が掲載される。 これは文章を多くの人の目にさらすために紙媒体に載せる時の例文です。あくまでも目的は記事を新聞という媒体を通じて色々な人に見せることですから、ただ単に書き記すという意味しか持たない記載と間違えないようにしてください。 このように、掲載は「する」という能動的な使い方だけではなく、「される」という受動的な使われ方をする場合も多くあるということも併せて覚えておきましょう。

例文②絵画をパンフレットに載せる

「掲載」は、絵画を載せる時にも使われます。 ・この美術館のパンフレットには、私の絵画も掲載されている。 これは、ある絵画を紙媒体に載せる時の例文です。この場合も、目的は対象物を多くの人に見てもらうことです。この例文のように、掲載は文章だけではなく絵画に対しても使われます。もちろん、写真も対象に含まれるということも覚えておきましょう。 美術館の展示などで、図録やパンフレットなどに絵画や写真が載っていたら、これは掲載されているのだな、と思ってください。

例文③求人をWEB広告に載せる

「掲載」は、webに何かを載せる時にも使われます。 ・webサイトに求人広告が掲載されているので、それを見て応募してください。 これは、掲載する媒体が紙ではなくインターネットに変わった場合の例文です。インターネット上であれ、周知させるという目的を失わない以上、掲載するという言葉を使うことに変わりはありません。求人広告のように広く知らせる、お知らせと呼ばれるものは基本的に掲載という言葉を使って行われます。 このように、媒体に関わらず掲載するという言葉は使われますから、色々な場面で見かけても混乱しないようにしましょう。

まとめ

掲載

掲載は使い慣れているようで深く考えてみるとなかなか奥深い言葉です。いつも何気なく使っていたけれど、正しい使い方をしていなかったかもしれないと気づくことがあった人もいるのではないでしょうか。 類語や英語など、これまで触れてこなかった部分についても目を向けて、ぜひこれから意識して使うようにしてみてください。


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