1分でわかる船場吉兆ささやき女将事件

船場吉兆食品偽装事件

  • 大阪の老舗料亭「船場吉兆」で賞味期限切れ商品の販売、食品の産地偽装が発覚
  • 謝罪会見時困窮する長男に母である女将が模範解答を「ささやく」姿が話題に
  • その後新たに偽装問題が発覚し船場吉兆は2008年に全店閉店し廃業

船場吉兆ささやき女将事件の概要

船場吉兆は1991年創業の、大阪では名の知れた老舗高級料亭です。そんな名店から、賞味期限切れ商品の販売や食品の産地偽装の問題が発覚しました。 その後の謝罪会見において、女将の湯木佐知子氏が社長である息子・湯木喜久郎氏に対し、記者への返答を小声でささやく姿がカメラで映し出され、「ささやき女将」として話題になりました。老舗料亭が起こした問題と記者会見の様子について詳しく解説していきます。

2007年に発覚した船場吉兆による食品偽装問題

1991年、創業者である父・湯木貞一氏が吉兆の暖簾分けを行い、三女である湯木佐知子氏と夫で板前の湯木正徳氏によって「船場吉兆」が開業されました。 船場吉兆は1999年に福岡にも進出を果たし、また百貨店と提携し自社商品の販売を開始するなど、企業としての更なる繁栄に向けたブランディング戦略に力を注いでいました。 ただ栄華は長くは続きませんでした。2007年に百貨店で販売されていた商品の消費期限ラベルを張り替えていたという事実が発覚し、その後も相次ぐ食品偽装の問題が発覚していくこととなります。

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謝罪会見でささやいて指示を出していることが話題となった

既に経営の一線を退いていた女将である母・湯木佐知子氏と、代表であった社長の長男・湯木喜久郎氏は、事件が発覚した際は「自分たちには責任はない」と、経営陣の責任を否定していました。 ただその後に行われた謝罪会見にて、記者からの矢継ぎ早に飛んでくる質問や非難の声に対し、湯木喜久郎氏は返答に窮してしまい、声が出ない状態となってしまいました。 そこで隣に座っていた母・湯木佐知子氏が息子に対し、記者からの質問に対する返答を耳打ちでささやく姿がマスコミによって晒されてしまいました。