直接事故を起こしたのは被害者とトラック

東名あおり運転事故で結果的に被害者夫婦を死亡させてしまったのは後続のトラックでした。 トラック運転手の調書によると、別のトラックに続いて追い越し車線を走行していたところ、進路上であおり運転された被害者が停車したようです。別のトラックは寸前で車線変更したものの、トラック運転手は気付くのが遅れて被害者の車に追突しました。 トラック運転手自身が語っていますが、もしも彼のトラックが充分な車間距離を取って走行していれば、追突が発生することはありませんでした。

犯人の車は停止していた

東名あおり運転事故はあおり運転の典型的なケースとして知られていますが、あおり運転の加害者である石橋和歩の車が直接事故を起こしたわけではありません。 石橋和歩のミニバンは進路妨害および減速を繰り返して、被害者のワゴン車の進路を約1.4kmにわたって遮りました。そして、追い越し車線で無理矢理に停車させました。 この時、石橋和歩の車は完全に停止しています。その後、停車して車を降りた石橋和歩が被害者に掴みかかったことが事故の遠因となりました。

犯人の動機は”腹が立ったから”

石橋和歩は裁判で動機について聞かれた際、腹が立ったからと答えています。パーキングエリアの出口をふさいでいることを被害者に注意されて、その時に被害者が煙草を吸いながら「邪魔やボケ」と言われたことで逆上したと語りました。 また「邪魔」だけならあおり運転をしなかったとも主張しています。「ボケ」という発言が気に食わなかったようです。 被害者が本当にその発言をしたかさだかではありませんが、いずれにしても自分勝手な動機です。

東名あおり運転事故の裁判

2017年10月31日、石橋和歩は東名あおり運転事故の犯人として横浜地方裁判所に起訴されました。罪状は危険運転致死傷罪です。 裁判では停車していた石橋和歩が、果たして危険運転致死傷罪に適用されるかどうかという点が争点となりました。検察は監禁致死傷罪が適用されない場合も見越して、監禁致死傷罪も訴状に追加しました。