記述問題などの導入

大学入学共通テストでは知識に対する理解の程度を問うものや、判断力・思考力・表現力が問われる問題が出題される方針です。そのため国語と数学では記述問題が導入されます。 国語では社会生活における問題発見・解決能力を測ることを目的に、80~120字程度の文章を書く記述式問題が3題程度出題される予定です。そのため試験時間が20分程度延長されます。 数学では発想力や構想力を測ることを目的に、記述式問題が3題程度出題される予定です。これに伴って試験時間は10分程度延長されます。

「話す」「書く」能力の重視

英語力を向上させる上でポイントとなるのが「話す」「書く」の力です。しかし、これまでのセンター試験では「読む」「聞く」力が求められてきました。 そのため教育現場では受験対策のために「読む」「聞く」学習に重点を置かざるを得なかったのです。その結果「話す」「書く」ことができない学生が増えるといった問題が起きました。 こういった問題を克服するため大学入学共通テストでは「話す」「書く」に加え、「読む」「聞く」力が求められるようになるのです。

英語の民間試験

英語については「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つのスキルが評価できる内容とするため、大学入試センターでは民間試験の導入に向け準備を進めています。 2017年11月には「大学入試英語成績提供システム」の運営要項が施行されました。併せてこれに参加する民間試験の募集も行い、実用英語技能検定など7団体から応募がありました。 しかし、「受験会場が限られる」「採点や出題における公平性の確保が十分ではない」といった問題が指摘されています。