センター試験の廃止

センター試験とは「大学入学者選抜大学入試センター試験」の略名です。1994年度に導入されて以降、大学入試には重要な試験だとして定着していますが2019年度で廃止の予定とされていました。

センター試験の問題点、廃止の理由

全問マークシート方式のセンター試験は「豊富な知識量を測れる」といった点で学校関係者からも高い評価を受けています。 しかし一方では、自ら問題・課題を発見し、解決策を考える「問題解決能力」や「応用力」を測る点では十分ではないとの指摘もありました。 加えてセンター試験は毎年1月に1回しか実施されないことから、「インフルエンザ」「積雪」などの影響を受けやすいなどのデメリットも見逃せません。そこで、これらの問題点をカバーできる新たな試験制度が検討されてきました。

移行措置は行われない

センター試験は2019年度で廃止されました。そして2020年度からは「大学入学共通テスト」が段階的に導入されますが、いわゆる移行措置は行われないと発表されました。 これまでも学習指導要領の改訂により出題範囲が現役受験生と浪人生では異なる年度がありました。この場合、浪人生に不公平とならないようセンター試験では選択問題を設けるなどの移行措置がなされました。 しかし、センター試験の廃止による大学入学共通テストへの移行では出題範囲に変更がなく本質的に問うている学力は変わらないため、移行措置は必要ないと判断されたのです。