クールジャパン機構のセクハラ訴訟

クールジャパン機構の元幹部2人が東京地裁によってセクハラ認定され、罰金の支払いを命じられました。クールジャパン機構は日本の特徴あるアニメや食を海外に発信するために創設された官民ファンドです。 元幹部2人は機構内の自身の立場を利用して女性従業員にセクハラ行為を働きました。裁判長は元幹部2人の行為を「人格権を侵害する違法行為」と断定しました。 このたびのセクハラ行為を訴え出た元派遣社員は被害を訴えた後派遣の更新を拒否されており、雇い止めは違法と訴えていましたが、これに関して裁判所は「不当労働行為にはあたらない」として訴えを退けました。元派遣社員はこれを不服として控訴する意向を示しています。

ハーベイ・ワインスタインの有罪判決

アメリカ・ニューヨークの裁判所はハリウッドの大物プロデューサーであるハーベイ・ワインスタインに有罪判決を出しました。 ハーベイ・ワインスタインは5つの性犯罪で告発されていましたが、そのうちの2つで有罪判決となりました。判決後ハーベイ・ワインスタインは直ちに拘留され、保釈は認められませんでした。ハーベイ・ワインスタインの生活はこれまでの優雅なホテル住まいから一変することになります。 大方の見方では証拠が乏しく、陪審員の男性比率が多かったことから被告人優勢とされていましたが判決はそれに反する形となりました。

オペラ歌手のドミンゴ氏のセクハラ疑惑

世界的なオペラ歌手ブラシドドミンゴ氏はセクハラ被害を訴えている女性達に謝罪しました。ブラシドドミンゴ氏に対しては20人もの女性が性的なハラスメントを受けたと訴えていました。 ブラシドドミンゴ氏は疑惑を全面的に否定していますが、これらの疑惑を受けてロサンゼルス・オペラの芸術監督を辞任しています。 ブラシドドミンゴ氏は女性たちが声をあげることを尊重し、自分の行動に対する責任を全て受け止めると述べています。

日本、世界全体でセクハラを告発する人が増加

これまで泣き寝入りすることが多かったセクハラ疑惑に対する告発がここに来て世界中で増加する傾向にあります。 強力な権力や影響力を持つ者を告発するためには大きな勇気と覚悟が必要です。勇気を出して告発しても、その影響力で押さえ込まれるのが普通であるとされていたからです。元より性的なハラスメントを証明することは非常に困難です。 自分にも非があったのではと被害者が自分自身を責めてしまうケースも稀ではありませんでした。ようやくセクハラ被害者が堂々と加害者を告発できる空気感が出てきたことは非常に好ましいことといえます。