武蔵小杉の浸水は台風19号による多摩川の氾濫が原因

台風19号「ハギビス」が10月12日から13日にかけて東日本に上陸しました。全国各地の被害が報告される中、神奈川県にある武蔵小杉駅の浸水被害が注目されています。 武蔵小杉駅周辺では720軒以上の浸水被害が起こりました。川崎市の調査によって、浸水は多摩川の氾濫で引き起こされたことがわかりました。

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武蔵小杉の道路は土砂で覆われた

武蔵小杉駅周辺の通りは大規模な水害に見舞われました。水が引いた現在も、被害地域には浸水で流入してきた土砂がほとんど残されており、通行などに影響をおよぼしています。 この土砂による健康被害にも注意が必要とのことです。乾燥した土砂の砂ぼこりには細菌が含まれていることが多く「災害後肺炎」の危険性が指摘されています。

武蔵小杉のタワマンは停電が相次ぐ

武蔵小杉駅周辺には近年、都心へのアクセスの良さからタワーマンションが多く建設されました。最新設備の整ったこれらのタワーマンションは災害に強いはずでしたが、台風19号の影響で停電と断水の問題が起こっています。 タワーマンション地下で浸水が発生して電気設備を故障させたのです。あるマンションでは16日の段階でも停電が続いているそうです。また電気の供給がストップしたことで、水道の汲み上げもできなくなりました。

武蔵小杉では下水が逆流する被害も

武蔵小杉では川から離れた場所でも浸水が発生しました。 これは大雨による直接的な氾濫ではなく、「内水氾濫」で起こったことが川崎市の調べで判明しました。この現象は多摩川の水位が下水道の出口より上がったことで起こりました。川に通じる下水道を水が逆流し、武蔵小杉のマンホールなどから溢れ出たのです。