不文律と暗黙のルール/決まり/約束の違い

「不文律」の類語として使われることが多いのが、「暗黙のルール」「暗黙の決まり」「暗黙の約束」という表現です。「不文律」は「明文化されていない決まりごと」という意味なので、チームや職場といった限定された範囲でも使われます。 一方の「暗黙のルール」「暗黙の決まり」「暗黙の約束」は、わざわざ文章にしたり口で説明しなくても守るべきものだというニュアンスで使われます。そのため公共の場でしてはいけないことや人として了解し合うべき決まりごとという意味が、「暗黙のルール」「暗黙の決まり」「暗黙の約束」には含まれます。

不文律と掟の違い

「文章化されていない決まりごと」という意味の「不文律」は、破ることで非難されることはあっても罰則を科されることはないものです。しかし「不文律」の類語としてあげられる「掟」になると、そのニュアンスが変わります。 「掟」は、「その行為に対しこうあるべきと定められた規則あるいは取り決め」という意味の言葉です。そのため「掟」を破ると、何らかのペナルティを与えられることが多いです。より強制力を求められる際に、「不文律」ではなく「掟」が使われると覚えておきましょう。

不文律の英語は「unwritten law/rule」

「不文律」を英訳すると「unwritten law/rule」となります。 ・There is an unwritten law an Imperial succession person is limited a man in Japan. (日本には皇位継承者は男性に限定されるという不文律があります。) ・There was an unwritten law which has to resign from the House of Lords to participate in a political party. (政党に参加するためには、貴族院を辞めなければならないという不文律がありました。) このように日本だけでなく、世界各国で「不文律」の英訳である「unwritten law/rule」という言葉が使われています。

不文律の具体例

(画像:Unsplash

組織に所属している限り、私たちは何らかの「不文律」に縛られているといっても過言ではありません。さらに「不文律」は、言われなくても守るべきであると認識されています。 そこで日常生活の中で「不文律」が使われることが多い状況について、具体例を紹介します。