フリーアドレスとは

フリーアドレスとはオフィスでの働きの制度のことで、実は日本企業から生まれました。現在では外資系企業やベンチャー企業などでよく用いられている制度です。 一般の企業では自分の座席が割り当てられ、部署ごとにデスクが固まっています。その従来のオフィス環境に異を唱え、「自分の席を決めない」「社内のどのデスクを使ってもよい」というのがフリーアドレスです。 フリーアドレスについて、メリットやデメリット、成功・失敗両方の事例を含め徹底的に解説します。

フリーアドレスがよく用いられるようになった背景

フリーアドレス導入を考える企業が増えてきた背景を見てみましょう。 最近では「働き方改革」が大企業主体で進められており、この「働き方改革」がフリーアドレス制の導入を加速させている側面もあります。社会の風潮の変化なども大きく影響しているので、以下で解説します。

働き方がフレキシブルになった

元々は営業社員が多い会社で20年以上前からフリーアドレスが用いられていますが、近年推進されている働き方改革によってフリーアドレスがより注目を浴びています。働き方改革により出勤時間を自由に変更することができるフレックスタイム制を導入する企業が増え、部署ごとに座ったり、全員分の固定席を用意する必要がなくなりました。 また、インターネットの発達により、今では場所を問わずに仕事ができます。チャットを通してリアルタイムで業務連絡ができるので、必ずしも対面のやりとりにこだわる必要がなくなったことも影響しています。

コミュニケーションの機会

近年では、社員どうしのコミュニケーションが重視される傾向があります。固定席ではいつも同じ人たちとばかり話すことになりますが、フリーアドレスでは普段話さないような人たちともコミュニケーションをとる機会を持つことができます。 様々な人とコミュニケーションをとって活発に議論をすることで新しいアイデアが生まれ、結果サービスの質や業績の向上につながります。特にサービスの流行り廃りがめまぐるしいIT業界では新しいアイデアを出すことが重要なので、フリーアドレスを導入する企業が増えています。